テラーノベル
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第3話
改めて注意事項_
ネタバレ注意¦ 腐要素無し¦解釈違い注意
⚠本編とは関係ありません
「「安倍先生がいない」」
そう気づいてから6時間。
まだハルアキは帰ってきていない。
「晴明くんの寮見てきたけど
おらんかったで… 」
「島中どこ探してもいねぇ…」
「さっき山崎さんと連絡して…
探してくれるって。」
職員室には重苦しい雰囲気が漂う。
〜6時間前〜
「晴明くんがいないって…どうしたんですか?」
「それが…… 」
神酒先生の回答によると、晴明は朝、倒れて保健室に運ばれた。
その後、学園を出るところを目撃されたそうだがそこから晴明の姿が見えないというのだ。
「安倍先生の事だから、セーラーでも追いかけていったんじゃ無いですか?」
「うーん…そうやったらいいんやけど…」
そこからは、晴明探しが始まった。
学園内はもちろん、職員寮周辺や
制服屋、居そうなところは全て見回った。
そして、今に至るのだった。
「僕、もっかい探してくるわ。 」
「凛太郎、俺も行く。」
決心したように、2人が立ち上がる。
学園長が引き止めたが、既に2人は学園を出ていた。
…
「晴明くんー!」
「晴明ーー!」
………
… ✧·˚⌖. ꙳✧·˚⌖. ꙳✧·
「…ーん」
「…めい君!」
あれ、ここどこだっけ。
僕、確か朝倒れて…
チカッ
太陽の光が目に入ってくる。
周りからは、木々のザワザワとした音。
水の流れる音。
「あれ……ここ…どこ?」
「もーせいめい君、こんなとこに居たんだね?」
声の主を見る。
朱色の瞳と、長い横髪。
「あれっ!隊長さん!?」
「隊長さん?」
何を言ってるんだと言うように首を傾げられる。
確かに服装もいつもと違うし、髪の色も…
「…朱雀さん?」
「急にどしたの!? さん付けなんて!」
何がおかしいのか、ケラケラと笑う。
ハッと自分の姿を見る。
……いつものシャツやネクタイはそこにはなく、代わりに真っ白な狩衣を着ている。
「あの…朱雀さn…朱雀。今って何時代ですか…? 」
「平安時代だけど?」
予感的中…。
朱雀さんと分かった時点でもう薄々気づいていたが。
僕、平安時代にタイムスリップしてる!?
読んでくれてありがとうございます!
前回までの話に上手く繋がってるか不安なんですけど…
前回もたくさんのいいねありがとうございます!ほんとに感謝です🥰✨️
コメント
3件

すごくよろしおすオホホホホホ!!!
ふぁぁぁぁ!!!好き好きすし
入れ替わってる!!ってやつキタァァ(´º∀º`)ァァァアアッッ!!!カワヨ♡♡晴明くんが晴明さんなのやべぇな♡✨