テラーノベル
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久々だね
il.nt だけ出てきます
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死パロ
病み
自傷
⚠️
ピーンポーン
静かな部屋に鳴り響くインターホンの音
重い体を渋々動かし玄関に向かう
茈「…だれ.ですか」
玄関の扉を開けると男性が立っていた
赫「ッいるまっ俺だよッもう帰ろ.ᐣ(ウル」
俺が声を掛けるとそんな事を言い出す男性は少し…とても苦しそうだった
茈「…大丈夫ですか.ᐣ」
そんな彼に俺は知らない人.ヤバい奴.なんて思える訳もなく落ち着かせる為家に上がらせる
彼はなつと言うらしい。
俺は彼を見ていると胸が締め付けられるように痛くなる
彼の素振りなどに同情したのだろう
赫「まだッ…帰る気は無いのっ.ᐣ」
またそう聞かれる
茈「ここが俺の家ですけど…」
俺がそう応えると俯いてしまう彼
赫「いるまっ.オムライス…好きだったよね」
赫「また…何回でも作るからさッ
一緒に行こ.ᐣ」
俺は彼の言っている意味が全く分からなかった
そしたらふと思ってしまう
初対面で俺の名前呼んできてタメ口だし
俺の好きなやつを把握していて
もしかしたら本当にヤバい人なのか.ᐣ…と
でも…彼の雰囲気は何処か安心できてとてもそんな風に決め付けられなかった
そこから彼はずっと思い出に浸る様な顔で語る
同情は勿論していたが自分でも理解できないのが頭によぎる
頼むから辞めてくれ。
うるさい
心のどこかでそう思ってしまったのだ
そんな俺は流石にどうかしていると思い落ち着く為に彼を置き別室へ向う
別室…寝室へ着くと机の上の写真を見る
茈「ッ~~やっぱり」
違う
ちがう
茈「彼奴はッ」
茈「もう居ないんだよッ(ポロ 」
茈「なんでっ」
俺は傷を刃物で抉られる様な感覚だった
どうして彼奴は死ななきゃ行けなかった
どうして俺は置いて行かれるの
何をしてもそっちに行けなかった
高い所から落ちても薬でおかしくなっても
刺しても締めても溺れてもッ
何故か…何らかの理由で助かってしまう
本来ならこういう奴を幸運の持ち主と言うのだろう
何処かの誰かなら彼奴が助けてくれてるんだ
彼奴のの分までって背負えるのかな
何処かの誰かならッ
彼奴は俺の事が嫌い.俺に対して怒ってる
クズは死ぬ資格もない
独りでもがき苦しみそれでも認められるはずがなく永遠に終わらないなんて
思えないのかなッ
茈「俺が悪いッでもさッ俺も一緒にッ 」
茈「一緒に背負わせてもくんないのッ.ᐣ」
彼を見た時に胸が締め付けられたのは同情なんかじゃないッ
罪悪感で押し潰されそうだった
気付きたくなかった
クズで生きるならせめて考えないようにしたかった
なつ。
俺がそっちに逝くのを許してくれますか
気を落ち着かせるためにここに来たのに悪化させてしまった
そんな自覚がありながらも体が云う事を聞かなくて
前に使った刃物の刃渡り数センチが前腕部を
貫通した
なつ。
周りを見ることが出来なくなるような馬鹿で
1人にさせたり色々最低な俺を
クズな俺を来世では隣で笑ってくれますか.ᐣ
𝑻𝑯𝑬 𝑬𝑵𝑫____
終わり
別バージョンも作ったよ一応
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