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2025年08月27日

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もう、1日もたっているのだが今でも思い出すと、顔から火が出そうになる。

なぜかって?


昨日、俺はJackとキスをした。

キスだけで…?思われるかもしれない。

でも俺にとっては大事なファーストキスだ!

思い出すのも照れくさいが、思い出さずにいられない。


「あ〜…。たまんねぇ…」


キスをする前、している時、し終わった後。

点々とした記憶を必死に繋ぎ合わせて、大事に脳みそに埋め込む。

Jackが何を言っていたのか、どんな行動をしたか、キスをしている時に見えた相手の顔、唇が重なる感触、相手のことを温もり。

全部、全部、が愛おしい。


「なーんも手につかねぇ…。寝れねぇ…」


そんな事ばかり考えているからだろう。

全くと言って良いほど眠れない。

永遠と心臓の鼓動が早い。寿命が縮まっている感覚がする…。

仕方がないので、もう一度、あの時のことを思い出してみる。



たまたま夜の散歩中に出会い、雑談をしていたんだ。

そしたらいきなり腕を掴まれて


「あづ!我は、我はあづとキスがしたい…」


と、言ってきた。正直びっくりしたよな。

頭が爆発寸前の時、オレの腕を掴んでいるJackの手が小刻みに震えている事に気づいた。

あ。コイツ今、俺に断られたれてフラれるのが怖いんだ…。

そう、思うと少し気持ちが落ち着いてきた。

今だに不安げな声で


「あづ……?」


と上目遣いで聞いてくる。あー…。やっぱコイツの事俺好きだわ。そう思って、返事をしようとしたんだ。


「きす、別にお前とならしても別に良いと言うか…。あ〜…。いざ声に出すと恥ずかしいなクソ…」


そんな、ふうにウジウジ言っていると、Jackは俺のほぉに手を当てて


「じゃあ、良いんだな…?」


気づいた時には顔が近付いていた。

声を出す前に互いの唇が触れ合った。

へぇ。他人の唇ってこんなに柔らけぇんだ…。

そんな事を一瞬考えていたが、すぐに息が苦しくなった。

優しく、トントンと相手の肩を叩く。

それでも離れる気がしない。

ちょ。マジかコイツ…。と思っていると、満足したように唇を離し、ぎゅーと俺をハグしてきた。


「ぁ〜…。我今ガチで幸せ…。

ね。もっかいして良い??良いよね?? 」

流石に、これ以上は色々危ないとこ思い、体をくねらせ、Jackの腕から逃れる。


「あづ…!?

「続きはまた今度な!!!」


Jackに何か言われる前に、家に逃げるように帰って来たんだ。



初めは、恥ずかしくて唇を手でごしごしていまった。

それから、だんだんこれは夢なんじゃないか…。と錯覚してきた。

だいぶ拗らせてんな。俺…。

まぁ、またJackに会いに行こうと思う。

次も何されるか分からんが…

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