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第3話
気付けば見知らぬ場所にいた。
なぜか自分が浮いていて、でも浮遊感はない。
これが当たり前みたいに、羽でもついてるような
まわりの人もおかしく思っていない。
「人なんて、居ないけど」
え、見えてない?
「‥ほら、早く__」
‥?
『だれ』
顔にノイズがかかってみえない。
音なのに視覚だ。
「せーので行くよ?」
『うん』
口が無意識に動いた。
「せーのっ!」
私は‥いや、私達は、世界から飛び降りた。
自分も知らない髪色。相手も自分も白い髪。
紫のパーカーを着た自分は、寒がりな彼女の手をぎゅっと握る。
あ__もうすぐ地面!
これで______
「ッはぁ!!!」
妙な夢だった。
「‥私じゃなかったな」
ここでの生活も段々慣れてきたけど、唯一‥いや、何個か、どうしても慣れないものがある。
日に日に重くなる肩と、ぼんやりする視界。
そして、いえもんさんやめめさんからの“それ”の指摘。
『どんどんやばくなってってますね。』
『うわ、きっも』
‥あれ?私への罵倒みたいじゃね?なんならめめさんのは普通に罵ってね???
まぁ、それくらいでへこむような私ではない。
スマホをいじりながらごろごろしていると、また肩が重くなるような感覚がした。
重くなりすぎるとどうなるんだろう。潰れて死ぬのかな。
(こんこん、)
「あっ、はーい、今出まーす」
がちゃり、と開いた扉の先には、
「‥え」
[ねぇ”、らてさん]
どろどろにとけた、気持ちの悪い人ならざるものがいた。
[あはっ、あはははははっ]
口をあんぐりあけて、こっちに近付いてくる。
「…あれ‥」
怖いのに、気持ち悪いのに。
なぜか体がうまく動かない。
なんなら、自分からそっちに__
『_』
‥消えた。 今の怪物が。
気付いたら目の前にいた彼女は、
『もー、Latteさん。御札は付けないとだめでしょう?』
「めめさん。」
『ほら、数枚貰ってきたからつけて』
「あ、はい。」
‥なんか、お母さん味がある。
貰った御札をヘアゴムに付ける。
『じゃあ、私はいえもんさんにグミ貰うので。なにかあったら私の名前を叫んでください。』
「あ、はい‥?」
‥なんだかんだでも仲良いんだなあ。
めめさんの好物はグミ‥めもめも。
ふふ。
「驚いてくれるかな。」
そうだといいけど
「でも、アイツいるもンな」
「うまいコと羽彰わ____」
[エラーが発生しました。]
『‥やっぱり、これじゃだめか』
『改良しないと。』
__あの人はいま、なにしてるんだろう
『‥もっかい、あいたい』
‥?
あの人ってだれだろ。
『め___?‥なんだっけ‥?』
『本のだいめいみたいな名前だったよな‥』
『…?そんな人いたっけ』
まぁ、いいか。
もう、関係____
【[__?]さん!】
『‥?』
【[___?]護__か___】
『はッ、な、に?…だれ‥?』
【面白いですね!】
『なんなの‥!?』
【私は__】
『めめんと、もり…?』
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