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こんにちは
早速どうぞ
⚠
日帝受けです
ソ日帝多めです
NLです
大丈夫な方はどうぞ
ー午後七時ー
宝石屋
日帝「…!」
警備員1「な、なんだ!?この煙は!?」
警備員2「けほッ…けほッ…」(咳き込む)
日帝「…」
(煙弾か…)
タッタッタッ
日帝「!」
(足音…あっちか!)
タッタッタッ
走っていてると屋上の階段を
登っている人影が見える
日帝「待て!!」
階段を登り走っていると相手も
此方に気づき走る
タッタッタッ
日帝「ッ…」
(くそッ…早いッ…)
屋上の扉が開く
日帝「!!」
?「…」
?「!」
?「…さっきぶりだね」
日帝
日帝「海…空…それにソ連…?」
日帝「何故…貴様等が…」
唖然していると
空「う〜ん…僕達手を組む事に
なったんだよね」ニコ
空「大丈夫!人に危害は加えないから!」
空「”僕は”ね…」
全員笑顔は全く見れない
いや、笑っては居るが
初めて会った時の嬉しそうな笑みは
見られない
日帝「…私は、警察官だ」
日帝「お前等を逮捕しなくては
ならない」
海「…」
日帝「…なぁ」
日帝「質問させてくれ…」
空「何かな?」ニコ
日帝「何故…あんな脅迫と同じ様な
事をしたんだ?…」
日帝「人を殺めるなんて…どうして?」
ソ連「…日帝には、関係ない事だ」
日帝「…何故だ?」
ソ連「…好きな人を苦しめたくないんだ」
日帝「…は?」
途端に頭が痛くなる
?『どうして…私を助けたの?』
?『…好きな人が苦しんでいる姿なんて
見たくないんだ…』
日帝「ッ…」(頭を片手で抑え込む)
(あれ、は…?)
ソ連「…もう良いだろう…」
ソ連「帰るぞ…空、海」
空「…うん」
海「…」
日帝「待って!」
?『え…?』
?『ごめん…ごめんな…』
?『な、んで…父さんが…』
日帝「ッ!!」
(頭が…痛い!!)
ソ連「…」
(嗚呼…やっぱり、日帝は俺と関わったら
駄目なんだ…)
日帝「…ふぅッ…ふぅッ…」
日帝「ソ、連…?」
(何処かで…聞いた…何処だ…?
思い出せ…思い出せ…!!
無理矢理でも思い出せ!!)
日帝「ッ…」
考えていると
海「!」
空「ヘリコプター…?」
ソ連「まさか…」
スタッ
ヘリコプターが着陸し
中から人が出て来る
?「…」
ソ連「ナチス…イタリア王国…」
イタ王「やぁ…こんばんは」
空「…」
海「何をしに来た…」
イタ王「う〜ん…今日は、お宝目当てじゃ
無いんだよね…」
イタ王「君達…空君と海君と
お話がしたいと思ってさ」ニコ
いつもの様に微笑みを掛ける
イタ王に空は
空「…僕は、君と会話はしたくない」
イタ王「それは、残念」
イタ王「だけど…君達も話したいでしょ?」
イタ王「例えば…お父さんの事とか」
空「ッ…」
海「…分かった…話そう」
重い口を開けたのは海
空「…兄さんがそう言うなら…」
イタ王「ありがとう」ニコ
ソ連「…で?お前は?」
ナチス「…イタ王と同じく君と会話がしたい」
ソ連「俺は、お前と会話もしたくもない」
ソ連「とっとと、消え失せろ…」(睨)
ナチス「…」
日帝「あの…」
ソ連「!」
日帝「どうしても…会話は無理か…?」
日帝「少しだけ…ほんの少しだけ
会話をするだけだ」
日帝「…お願いだ」
ソ連「…」
ソ連は少し考えた様子を見せた後
ソ連「…分かった…日帝のお願いに免じて
少しだけなら、会話をしてやる」
日帝「!」
ナチス「…ありがとう」
イタ王「じゃあ…君達は
此方で会話をしようようか」ニコ
海「…嗚呼」
空「…」
スタスタ
ー会話(イタ王)ー
イタ王「…君達のお父さん」
イタ王「伝説の怪盗を殺したのは
僕と言う事は知ってるよね?」
海「…嗚呼」
イタ王「やっぱり…アジトが少しだけ
物の位置が移動をしているのを見て君達が
来たのかと思ったけど…」
空「勘が鋭いね」
イタ王「…」
海「…それで…なんで俺等の父さんを
殺した…?」
イタ王「…僕の父さん…」
イタ王「言えば、マフィアのボスが
君達のお父さんが僕の母さんを殺したと
思い君達のお父さんを殺害した」
海「なッ…」
空「…殺したのは?」
イタ王「父に命令された僕だ」
空「…」
イタ王「恨むなら、恨んで」
イタ王「僕は、自分の行動を肯定する事は
しない」
イタ王「…だけど」
海「?…」
イタ王「他人を殺めようと考えないで」
イタ王「人殺しの僕が言うのはアレだけど
他人を殺してもそれは、何もならない」
イタ王「…代わりに」
空「…!」
イタ王「僕を殺しても良いよ」
イタ王「復讐については僕は
良いと思っている」
イタ王「復讐は何もならないと言う考えは
違うと考えている人だから」
イタ王「…これは」
僕の罪滅ぼしだ
海「…」
ナイフを取り出す
空「!!」
空「兄さん!!」
海「…」
(殺せ…今、目の前に父を殺した
相手が居るんだ…!!)
イタ王「良いよ…僕を殺してくれ」
海「ッ…」
ナイフを上に掲げる
ー会話(ナチス)ー
ソ連「…話は?」
ナチス「…君のお母さんが最後に
手紙を渡されている」
ソ連「母さんが…?」
ナチス「嗚呼…」
手紙を渡す
ソ連「…」(受け取る)
ソ連「!!」
そこには、ナチスの事について
お金は全て盗んだ金だと気付いていた事
病について…書かれていた
〘ごめんね…ソ連…私が良い母親じゃなくて〙
〘強い母親じゃなくてごめんなさい…〙
〘私が、亡くなってもナチスさんは
責めないで〙
〘あの人は…貴方と同じで私の
お見舞いには必ず来てくれて病気の侵攻を
遅らしてくれたの〙
〘だから…どうか…人を傷つける事だけは
辞めて…〙
〘それと…日帝さんを守れるのは
貴方しか居ない〙
〘頼りない母親の頼みです〙
〘そして…ありがとう。ソ連〙
〘最愛な我が子へ〙
ソ連「か、あさん…」
いつの間にか目から雫が零れ落ちる
ナチス「…」
日帝「…」
(ソ連…)
ソ連「はは…俺バカだよな…」
ソ連「たった一人の母親の頼みも
聞けないなんて…」
ソ連「ごめん…日帝」
掠れた声でそう言うソ連に
日帝「…」
(言葉が見つからない…)
ソ連「…もう」
こんな俺死んだ方が…
ナチス「ッ…おい!!」
屋上のフェンスを飛び越える
日帝「ソ連!!」
ソ連「ごめん…日帝」
ソ連「こんな、どうしようもない俺を
許してくれ…」
ソ連「俺には、君を守る価値もない」
ソ連「人を殺めようとした…俺には…ね」
バッ
此処からは過去です
余談
過去
ー日帝ー
幼い頃からソ連と日帝は良く遊んでいました
日帝がいじめられたら直ぐにソ連が
助けに来てくれました
日帝の母とソ連の母は仲良しでした
病室で良くお話をして自分達の
娘や息子達が同い年なのもあり
初めて会った時から意気投合しました
ですが、日帝の母が亡くなり
父と一緒に引っ越す事になった日帝は
ソ連にお別れを告げれずそのまま
他の土地に行きました
父はその後、火事で死亡し
ショックで記憶喪失になります
ーソ連ー
父が暴力を振るってくる人で
幼い頃から母が守ってくれた
ソ連に手を出そうとした事で
母が離婚を決意
そのまま、離婚した後
病が悪化し緊急入院をする事になり
当時16歳だったソ連は
そこから、
お金を盗んで母の治療を治す為に、
裏の社会に行きました
18歳の頃にナチスと出会い
『連合国の情報を引き渡してくれるのなら
君のお母さんの病を治すのを手伝う』と
言われソ連は怪しいと最初は思いましたが
他に仲間が居らず
母を治してくれるのなら…と
契約しました
ーナチスー
母親が学生の頃にナチスが産まれ
父親は、『学生なのに面倒みれるか!』と
母とナチスを捨てました
そこから、ナチスはまだ3歳と言う年齢で
母親に路地裏に捨てられ
イタ王の父親に拾われます
そこで、イタ王と出会い
最初は、色々と揉めましたが
最終的にはいつも仲直りして居ました
イタ王の父が殺された後
ナチスとイタ王はマフィアの道を
最初は歩いていました
ですが、イタ王から怪盗になろうと
誘われナチスは『…まぁ良いが』と
了承
そこから、怪盗の道を辿り
いつか、伝説の怪盗を超えたいと
目標に歩いて行きました
ソ連の母親を助けようとしたのは
最初は、自分の利益の為でしたが
母親を助けようとする前向きな姿に
少し感動しソ連の母親の病の援助を
しました
ーイタ王ー
母親はイタ王が8歳の時に死亡
死亡した理由は、通り魔に襲われ
後ろから、ナイフで刺される
当時、父親がマフィアのボスと言う事も
あり、恨みを持っている奴が怪しいと
考え、
伝説の怪盗だと判断し、確証もない根拠で
イタ王に殺せと命令
当時、まだ良く分かっていなかった
イタ王は、反対をしようにも
父が恐ろしく反抗できず
そのまま、人を殺める
その後、父親は食べ物に毒を盛られ
毒殺される
数年後、イタ王は伝説の怪盗について
調べた際に怪盗に憧れを持ち
ナチスを誘い怪盗になる事を決意
ー空&海ー
母親が情報屋。父親が怪盗で育ちました
ですが、父親が行方不明になり
母親が不安の余り精神病院に
通う事になる
半狂乱になった母親が海や空に
暴力を振るうようになる
その後、母親は睡眠薬を大量に飲み自殺
空と海は父を探す為に自分達も
父と同じく怪盗になる
ですが、調べていく内に父は
死亡したと聞き遺体も残っておらず
絶望に浸る
海と空は、
誰が、自分の父親を殺したのか
探す為に怪盗になる
こんな感じですね
アメ君とイギ君。日本とにゃんぽんちゃん
書こうと思いましたが長くなりそうなので
一旦切ります
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら