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💙「ねぇ俺らって付き合ってたりした?」

ある日急にこんなことを聞かれた。まさか記憶が戻った?!なんでこんなこと聞くんだろ

❤️「ただのクラスメイト。前も言ったやん忘れた?」

💙「毎回来てくれるからただのクラスメイトじゃないと思って…ごめん少し疑ってたw」

❤️「ただのクラスメイトが毎日お見舞い来るのは嫌いっすか?w」

💙「嫌いじゃないよ!むしろ嬉しい…」

❤️「ならいいやん。」

💙「なんか気になったからさ」

❤️「ふーん。今日は何すんの?」

💙「少し外出たいな」

❤️「許可もらった?看護師さんに」

💙「まだww」

❤️「俺が言ってきてやるよ」

💙「やったーありがとう」

あいつが入院してもう数ヶ月経つ。昔の性格に戻ってきたような気がする。あいつも記憶なくなったのは少し寂しいけど忘れた分全部取り返すからいいなんて言ってたw

❤️「すみません202号室の外出許可もらいたいんですけど」

「ポケカメンさんですね。いいですよ。15:00までにはかえってきてください」

❤️「ありがとうございます」


❤️「ポケ外出できるって」

💙「よし!行こ!今日はずっと行きたかった公園まで頑張る」

❤️「無理すんなよw」

💙「大丈夫wリハビリずっと頑張ってたしもうまいたけと同じくらいの速さで歩ける」

❤️「ほんとかよww」

リハビリの付き添い最近はポケのお母さんがいってたから俺はこいつがどれだけ歩けるようになったか分からないけど…2人で散歩とか久々だしその方が嬉しいな

💙「今日は言いたいこともあるから早く行こ!」

怪我人とは思えない強さで俺の手を引っ張る。記憶が亡くなる前は見せてくれなかった無邪気な笑顔を見せて


❤️「ついたぞここだろ?」

💙「そうそう!やっぱめっちゃ綺麗な公園だな…」

❤️「記念に1枚撮る?w」

💙「写真?いいよ…恥ずかしいw」

❤️「ほらいいからwこっちおいで」

グイッ

💙「待って近くない?!」

❤️「これくらいがちょうどいいんよwほらいくぞ?はいちーず!」

カシャッ

❤️「撮れた〜いい感じやん」

💙「近いよ…まいたけって距離感バグってんの…?」

❤️「あれくらい近くないとカメラにおさまんないだろ?」

💙「確かにそうかもだけど…あ、ベンチ空いてる座りたい」

❤️「いいよw沢山歩いたもんな」

ベンチに座るとポケがまた色んな質問をしてきた。「俺ってどういう性格だった?」「俺って勉強出来たの?」とか。こういう質問されるとやっぱ全部覚えてないんやって寂しくなる。そういう会話をしてるといきなりポケが

💙「あ、そうだ言いたいことあったんだ」

なんて言い出した。なんだろ…お見舞いありがととかかな

💙「俺さまいたけとこうやって二人でいる時すごい落ち着くんだよね。」

❤️「急だなwありがとう」

💙「でさ初めて会った時まいたけって奴いい人だなとしか思わなかったんだけど…最近になってまいたけが来ない日とかなんかすごい寂しくて」

❤️「うん」

💙「ずっと俺の隣にいてほしいななんて思ってたり…だからさ!俺と付き合ってください」

❤️「……」ポロポロ

そういえばこいつの記憶が無くなる前も告白は相手からだったな…w俺から言いたかった

💙「え?!なんで泣いてんの?どっか痛い…?」

❤️「いや…wwなんか嬉しくて…ポケ?」

💙「な、なに?」

❤️「ずっと大好きだよ」

💙「うん!俺もだいすき」

寒さが本格的になってきた季節に同じ人から2回目の告白をされました。前の思い出も大事だけどまた新しい思い出を沢山作ってこうな

END

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