そこからはモノクロ君と亀は真剣に語り合った。
ちゃんと対話出来たみたいだな……。
結果は亀がギブアップしてモノクロ君は逆上したけど…。
気持ちは分かる、お互い真剣にやり合ってやり遂げたかったけど、亀の心はもう決まったんだ、やっと決めれたんだ。
モノクロ君も最後までやりたかったろうけど今回は仕方ない……。
兎耳山「はーい!おつかれおつかれー!君強いねぇ!今度は俺ともやろーね!さぁ梅ちゃんカモン!やーっと俺たちの番だよ!!」
桜「おい待て!俺はまだコイツと…」
十亀「ちょーじ…、もう止めよう、このケンカ俺たちに正義は無い、俺達が…俺が悪かったんだ」
亀が話をしてても聞く耳を持たない兎、本当に心を無くしちまったんだな…
兎耳山「梅ちゃーん!」
十亀「ちょーじ…」
嫌な予感がして俺は舞台へと乗り出す
ドゴッ!
皐月『…ってぇな、大丈夫か亀』
十亀「皐月!?何で…」
俺は亀を守る様に壁に打ち付けられた
兎耳山「うるさいなーもー、負けたんだから、黙っててよ」
あー、本当にイライラする…
昔とは別人だ、強さばかり求めても何も生まれないのに…
信頼してたハズの奴を蹴り飛ばそうとか…クズだぞ……
俺が一言言おうと思った瞬間にモノクロ君は兎に掴みかかって殴ろうとしていた……
それを止めたのは梅だ……
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