テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠︎この話には以下の要素が含まれます
・青白
・死ネタ
・nmmnの意味がわからない方はご閲覧を控えて頂くか、一度調べてからご閲覧下さい
・本人様には一切関係ありません
コメ欄では本人様の名前を出さず、検索避けをして下さい 例:(りうらさん→🐤さん、赤さん、最年少さん等)
こちらの作品は、兎様のリクエストになります
リクエスト内容:青白
「ドロドロ系だと嬉しいです」と仰ってくださいましたが、ドロドロ系を滅多に書かない私には書けませんでした…😭全てボツ行きとなってしまいました…😭本当に申し訳ないです😭💦
それではどうぞ
昔から、彼の笑顔が好きだった
白side
白い天井、消毒液のにおい、規則正しい機械音。
もう慣れてしまったこの病室。
そんな中、俺は窓の外を見つめていた。今日は快晴でとても眩しい。
青)今日も来たで〜
静かな声と共にドアが開く。その声の持ち主は振り向かなくてもわかる。まろちゃんだ。
クラスで一番背が高く、一見クールな見た目をしているが、中身は下ネタが好きだったり変な声を出せたりと一緒にいて面白い人。
ズバ抜けてモテてんのは腹立つけど。
白)ほんまに毎日来うへんくてもええんやで?大変やろ?
青)んーん、俺が来たいから来とるだけ
まろちゃんはベッド脇の椅子に腰を下ろし、袋から何かを取り出した。
白)これ…、
青)前にしょにだ、これ食べたいって言いよったやろ?やから買ってきた
白)ありがたいんやけど…俺勝手にお菓子とか食ったらお医者さんに怒られてまうわ
青)大丈夫、ちゃんと許可もらった
白)わざわざ…?
まろちゃんの見本のようなドヤ顔に、俺は思わずクスッと笑ってしまった。
俺の病気は治る見込みがほとんどないと言われている。
クラスの皆んなは「いつか戻ってくるよな?」と軽く言うが、唯一まろちゃんだけは俺の時間があまり残されていないということをわかっていた。
その為、まろちゃんは「時間がないから今の内に○○しよう」と言うのではなく、いつも未来の話を持ちかけてくれてくれるのだ。
青)○○に新しくカフェ出来たらしいで?しょにだが退院したら一緒行こうや
白)あぁ、なんかスマホで見たわ、めっちゃ雰囲気良さそうやったな
だとか、
青)文化祭、今年はうちのクラスはメイド喫茶に決定したで
白)王道やん
青)俺は猛反対したんやけど
青)…今年こそ文化祭一緒に回るって約束な、あとしょにだもメイド服着て
白)え、ほんまに嫌
だとか。
叶わない可能性の方が大きい約束を平気な顔で並べる。
白)(ほんままろちゃんって優しいなぁ…)
夕焼けが病室を赤く染める頃、まろちゃんがぽつりとつぶやいた。
青)ねぇ、しょにだ
白)どしたん、
青)俺のこと好き?
急すぎる質問に固まってしまう。心なしか、体温がぶわっと一気に上がった気がした。
白)すっ……すす…
青)壊れかけのロボットやん
白)す、好き…やけど…
自分の頬に触れてみる。予想通り、すごく熱かった。
青)はぁ〜…よかった…
白)何がやねん…
青)俺毎日来とるから、うざがられてへんなって
白)…彼氏のことうざいとか思う訳ないやろ
青)………
青)へ?
俺がなんとなく放った言葉に、まろちゃんは素っ頓狂な声を出した。
青)しょ…しょにだが…素直…!?
白)そんな驚く…?なんかややなぁ…
白)…うざいとか思っとったらもうすでに別れとるし
白)俺は一生まろちゃんのこと、すっ……好きやし、
青)〜っ!
まろちゃんは俺の手をそっと両手で包み込んだ。温かい。
パシャッ
白)ちょっ!?
青)しょにだが顔真っ赤になったレア写真ゲット〜w
白)早よ消せや〜!!
…こんな意地悪な所も好きだ。
青side
あれから1ヶ月が経った。毎日この写真を見ては、あまりの可愛さに死にかけている。
…まぁ、常に可愛いのでどんな初兎でも死にかけるのだが。
青)はぁ…かわええ…
白)いい加減その写真消せ…
青)もちろんどんなしょにだもかわええで?
白)写真ばっか見て「その写真以外の俺は見てくれへんの?」とか言いたい訳やないねん、シンプルに恥ずいんや
青)んなこと言われても消さへんけど
白)しばくぞ
病状が悪化し、ついには起き上がっている状態ですら難しくなった初兎は寝たきりになってしまった。
医者いわく、喋れているだけ幸運らしい。
初兎の頬にそっと触れてみる。温かく、なんというか…「生きている」体温がした。
白)…なぁ、まろちゃん
青)ん?
小さく掠れた声で、その上真剣な表情で、初兎は話し始めた。
白)お医者さんに言われてんけど、俺、いつ死んでもおかしくないって
青)…おん
白)そんな暗い表情せんといてやw
白)それでお願いなんやけど、俺がいなくなってもずっとちゃんと笑ってて欲しいねん
青)…無理
俺は即答してしまった。
白)なんでやねん
青)やって彼女いなくなってまうとか…キツいやん
青)それに俺はしょにだの病気は絶対治るって祈っとるし、信じとるから
白)……なんか…まろちゃんらしいわw
白)…ほんまありがとう、
3月5日。静かでとても天気のいい日だった。穏やかな表情のまま、初兎は眠るように息を引き取った。
息を引き取る数分前まで苦しんでいた様子はなかったと医者は言っていた。
それだけがせめてもの救いだった。
それでも、それでも、涙は止まらない。
二度と、あの見た目に反した低い声は聞こえなくなってしまった。コロコロと変わる表情も見れなくなってしまった。
青)はぁ……
青)…キッツいなぁ…w泣
青)…
青)……ほんま、笑えへんわ
初兎が俺の隣からいなくなってしまってから、ついに一年が経った。
青)しょにだ来たで、久しぶり
初兎のお墓の前で屈む。そしてしおれてしまっていた花を変え、お供物を添えた。
青)最近クッソ忙しくてさぁ…やからしばらく来れへんかったんよ、ごめんな
青)バ畜ってこんなんなんやなーって改めて思ってん、ほんま疲れるわ
青)せや、しょにだが好きやったあの漫画、…タイトルなんやっけ、…あ、○○?ついにアニメ化したで
青)現時点で神作画なことほぼ確定しててアツいんよ、空から見とき
お墓参りした際には、初兎に近況報告をしている。きっと伝わっていると、俺は信じている。
『俺がいなくなってもずっとちゃんと笑ってて欲しいねん』
初兎のあの一言が脳内に響いた。
青)…しょにだとはもう会えへんし、話せへんし、ぎゅーとかキスとかえっちとか…イチャイチャ出来へんしですっげぇ辛いけど、
青)お願い通り、毎日ちゃんと笑っとるで
「ははっw、ありがとうな、ほんま好き」
そんな声が空から聞こえた気がした。
青)…俺もぉ……っ泣
俺はその場で泣き崩れた。
2838文字お疲れ様でした!それではまた次回の更新で!
コメント
1件
は わ わ わ っ 、 ぇ こ れ 僕 の で す よ ね 、 ? ? 最 高 す ぎ て 本 当 に 嬉 し い 限 り で す っ 主 様 の で し た ら な ん で も 嬉 し い の で 喜 び が っ っ こ れ か ら も 頑 張 っ て く だ さ い っ っ 応 援 し て ま す っ