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たんぽぽの種まき計画を阻止したあの日以来夜桜家に…皮下が住み着いてしまった。
太陽「いやマジで意味不明なんだけど⁉」
六美「あはは…」
皮下「まぁ,固いこと言うなよ。同じ夜桜に魅入られた者同士,仲良くしようぜ?」
太陽(絶対嫌なんですけどおぉぉ!)
こんな毎日を送っていると任務よりよっぽど疲れてしまう。六美や他の兄弟の皆に心配させたくないから自分の部屋と六美の前以外では…。不幸中の幸いとでもいうのか,皮下は六美の体を必要としてはいないようだけど…。
皮下「つぼみ~。体の調子はどうだ?どこか痛いところとかあるか?それともプリン食べるか?」
夜桜つぼみ「…。」
太陽(怒ってるのか?それとも,喜んでるのか?)
つぼみ「ありがとう。川下さん。」
プリンを頬張りちょっとした笑みを浮かべ。
凶一郎「やれやれだな。」
太陽「凶一郎義兄さん」
凶一郎「ところで,なぜ皮下と初代,ましてや二代目までいるんだ?」
二ノ前御前「娘が母親と一緒にいて何が悪いのじゃ?」(内心つぼみと会えて嬉しい)
つぼみ「ニノ前御前…。」
皮下「ごめんな~,二人とも。つぼみの為とはいえ親子を生涯別居はやりすぎた…。」
ニノ前御前「我は許してはおらぬぞ,皮下。」
つぼみ「川下さんに指示を出したのは私よ。だからそう川下さんを恨まないでください。」
ニノ前御前「はい…マ,んっん゛,母上。」
つぼみ「いい子です。」
笑みを浮かべニノ前御前の頭をなでる。
二刃「まぁ,別に私たちに危害を加えないようならしばらくは様子見ってことでいいんじゃないかい?。」
四怨「まぁ,それもそうか。(自分は部屋に引きこもっているから関係ないと思っている)」
嫌五「四怨はホント他人事だよな~。」
四怨「だってそうだろ?」
嫌五「そうなんだけどさぁ…四怨はもう少し人の気持ち考えたほうがいいぞ」
四怨「うっせぇ!事実あたしにゃ関係ねぇだろ。」
嫌五「そんなんだから彼氏ができないんだぞぉ。」
四怨「…。」
六美「嫌五それは言っちゃだめ!…」
四怨「そうだな…こんながさつで人の気持ちも考えないあたしに彼氏なんてできねぇよ‼」
六美「ほら~!」
皮下「夜桜六美~。冷蔵庫に入ってたプリン,三つもらったぞぉ。」
六美「あぁ!それは後で太陽達と食べようと思ってたのにぃ!」
皮下「ま,固いこと言うなぁ。」
つぼみ「川下さん,ホントにいいのでしょうか?」
ニノ前御前「これはなかなかに美味いなぁ。」
皮下「ほら,ニノ前御前もうまそうにしてることだし,いいじゃねぇか。」
そんなこんなでうち(夜桜家)には皮下達がすみついてしまった。