テラーノベル
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「いってててて……あれ?ここは…?」
ディメンションホールに吸い込まれて…
そうだ!みんなとはぐれちゃったんだ!!
「……神社…かな?これ」
「…あら、見たことないお客さんね。あなたは…妖怪、でいいのかしら?」
「え?」
神社から出てきた赤いリボンで髪を括っている黒髪の巫女さんに、僕は驚いた
気配が全く持ってなかった、たぶん、すっごく強い。
「不思議ね……付喪神の類いかしら?それとも……」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!妖怪って何?ここはどこ?」
「……なるほど?幻想入りの類だったのね」
幻想入り?妖怪?
どういうこと?わけがわからないよ…
「…あ、ごめんなさい、急にこんなこと言われても分からないわよね」
「ここは『忘れ去られた物が集まる楽園』幻想郷よ。」
「幻想……郷」
幻想郷、どこかで聞いたことがある
どこだったっけ?えっと、
たし、か……
「ニルくんが言ってた……」
「ニル?」
そう、ニル。
あまたの可能性を持った新世界の可能性…
そして、僕の、僕より前の、戦士であり旅人。
「ま、いいわ、とりあえず、中に入って話しましょ。聞きたいことがあるの」
「え?あぁ、うん!」
とりあえず、もっと詳しく幻想郷について知るために
僕は巫女さんについて行った
「あなた、名前は?」
「僕?僕はカービィ!春風の旅人だよ!」
「旅人……ねぇ。あなた…いえ、カービィ。どうやってここに来たの?」
「吸い込まれちゃったの!」
「……吸い込まれた?」
僕は、ポップスターで起きたことを話した
「なるほど。合点が行くわ」
「え?」
合点が行く……って、どういうことだろう
もしかして、ここの人たちも吸い込まれて……?
「話す前に、自己紹介するわ。私は「楽園」の素敵な巫女、博麗霊夢よ。よろしくね。」
「うん!よろしく!」
「……しっかし、困ったものだな…」
吸い込まれて落ちたと思えば、急に襲われるし…
まぁ、俺様のハンマーを持ってすれば、特に苦戦はしなかったが
バンダナともはぐれてしまったしな……
さて…この森、結構歩いたが抜けないな……
「…森の構造的問題では無さそうだな、こりゃあ。」
森に特殊な気は漂ってるが、害をなすものじゃない
それに、この感じ…マホロアやマルク達の使う技にちょっと似てるしな。
「…大王様と落ちてきたのに…」
吸い込まれたあと、しばらく大王様と過ごしていたのに、忽然と姿が消えてしまった…
それに、油断出来ないような空気も漂っているし…
ふと、後ろを振り返ってみる
「……森が悪い様では無さそうですね…これは…」
誰かの魔力が合わさっている…
「……これが本当なら…」
バンダナを取って、足元に置く。先程から光景が変わらない。
残っていなかったら戻ればいい話。
「……」
もし誰かの手で貶められているとして。
俺は誰になぜ貶められてるんだ?見知らぬ土地で彷徨っていただけだが…
…それだけで怪しまれるほど治安が悪いのか、はたまた…
本当に、いたずら目的なのか。
「ない。」
バンダナが無くなった。ループしている訳では無い…?
…とりあえず、拾いに行こう。大切なバンダナだ。
「……あれ、これ…」
バンダナを取る。何か変だ。さっきまでなかった物が付着している気がする。
それは見えないけど…確実に何かは付いている。魔力なのか…
……!
……というか。
「さっきから人の気配が行ったり来たりしてんだよな。ぐるぐる回るように。」
俺よりかは一回り小さい……そうだな、だいたいカービィくらいの大きさだ。
…そんで、ついさっきまでは俺の進んでる前からきて、後ろに歩いていた。
それを大体5週ほど……
だが今は…後ろに行った後、後ろから戻ってきた。
そんで、この感覚が魔力だとして…
「……恐らくここを行ったり来たりしてるやつは気づいたんだろ。構造に。」
でも戻ってきた…だいたい、俺が今いる所から1歩離れたところ。
で、戻ってくる直前に魔力っぽいものが増えた。その瞬間だけ、これを作ったやつが干渉する。
その歪みだ。念の為、ガウンを置いて歪みを高めるか。
……憶測の域を出ないが…今俺の近くにいるやつは多分…
………また、バンダナを置いて歩き出す。
誰がいるかわかった。
「それに、突破口も見つけましたし。」
そろそろ消えた頃か…なら戻ろう
そして、ガウンがあった近くでスピードをあげた。
走る。バンダナが前に見えてきた。
そしてすぐ…!
「ジャイアントスイング」!!
「百裂スピア」!!!
ヒビが入った。
空間が割れる─────────
「大王様!」
「おお、バンワド。」
「……で。お前が主犯か?魔法使い」
「いやあ、お前らすごいな!感心したぜ。そこら辺の妖怪かと思って侮ってたが…」
ほうきに乗って空を飛ぶ、飄々とした黒いとんがりボウシを被る金髪の女は言った。
「そんなのはいい。お前、名前は? 」
「普通は自分から名乗るって言うが…いいぜ。突破した褒美に教えてやる。」
「私は『普通の魔法使い』!霧雨魔理沙だ!!」
コメント
1件
普通に組み合わせも話も面白いんだが!? え毎回語彙力高いのなんなん好きですはい。
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