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#恋愛
すかいお~あ@ていふ
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通知音が落ち着いたあとも、じゃぱぱはしばらくスマホを見つめていた。
『頼れ』
『無理すんな』
『ちゃんと休め』
そんな言葉が並んでいる。
今までなら、
“迷惑かけてしまった”って苦しくなっていたはずなのに。
今日は少し違った。
「……変な感じ」
ぽつりと呟く。
たっつんが隣で首を傾げた。
「何が?」
「みんなに心配されるの」
「嫌やった?」
「ううん」
じゃぱぱは小さく首を振る。
「むしろ……安心した」
その答えに、
たっつんの表情が柔らかくなる。
じゃぱぱはスマホをぎゅっと握った。
「ずっとさ」
「“ちゃんとしてないと離れていく”って思ってたから」
声はまだ少し不安定だった。
「だから、弱いところ見せるの怖くて」
「迷惑かけるのも嫌で」
「ずっと頑張らなきゃって」
たっつんは黙って聞いている。
じゃぱぱはゆっくり息を吐いた。
「でも今、みんな怒るどころか」
“頼れ”って言ってくれて」
その言葉がまだ信じられないみたいに、
じゃぱぱは少し困った顔で笑った。
たっつんはそんなじゃぱぱの頭をくしゃっと撫でる。
「当たり前やろ」
「……当たり前かなぁ」
「当たり前や」
きっぱりした声。
「お前が今まで、みんなのこと支えてきたからや」
「だから今度は、支えたいって思っとるだけ」
じゃぱぱは目を伏せる。
胸の奥がじわっと熱い。
「……俺、ちゃんと頼れるようになれるかな」
「なれる」
即答だった。
「もう昨日より出来とるやん」
「……たしかに」
昨日の自分なら、
“限界だった”なんて絶対送れなかった。
そう思うと、
少しだけ前に進めた気がする。
たっつんはそんなじゃぱぱを見ながら、
ふっと笑う。
「えらいえらい」
「子供扱いすんな」
「昨日泣きながら抱きついてたやつが何言うとん」
「うわぁ思い出させないで!?」
顔が一気に赤くなる。
たっつんが声を上げて笑った。
「ほんま珍しかったなぁ」
「“離れんで”とか言うし」
「やめてぇ……!」
じゃぱぱがクッションを投げる。
たっつんは笑いながら受け止めた。
そんなやり取りをしていると、
ふいにスマホがまた震えた。
今度は個人メッセージ。
送ってきたのは、
他のメンバーだった。
『無理してたの気づけなくてごめんな』
『今度ちゃんと頼れよ』
その一文を見た瞬間。
じゃぱぱの目がまた少し潤む。
たっつんは横から覗いて、
静かに笑った。
「ほら」
「……うん」
じゃぱぱは小さく頷く。
昨日まで、
“期待”が怖かった。
でも今は。
期待だけじゃなく、
ちゃんと“支えようとしてくれる人”がいるって分かる。
それだけで、
呼吸が少し楽になる気がした。
すると次の瞬間。
たっつんがふいに、
じゃぱぱの頬を軽くつついた。
「で?」
「……何」
「今日は何したい」
じゃぱぱが目を瞬く。
「仕事は禁止やからな」
「まだ言う」
「当たり前やろ」
たっつんは優しく笑った。
「今日は、“頑張る”以外のこと考えろ」
その言葉に。
じゃぱぱは少し考えてから、
照れくさそうに小さく笑った。
「……じゃあ」
「もうちょい、一緒にいて」
コメント
3件
ふわぁぁぁぁぁぁデレたぁぁぁぁぁ!!!!
うわぁ第17話、読み終えたよ〜〜!!😭💕 じゃぱぱが「弱いとこ見せるの怖かった」って言うところ、めっちゃ胸にきた……!ずっと一人で頑張ってきたんだね。でも「支えたいって思っとるだけ」ってたっつんが言ってくれて、もうその空気だけで泣きそうになったよ🥺💦 最後の「もうちょい、一緒にいて」がさ、今まで言えなかった一言って感じがしてすごくエモかった…!ゆっくりでいいから、頼れるようになっていくじゃぱぱをずっと応援したくなる回だった🌸✨ もか⚡️さん、今回も最高でした!!