窓から見えた景色は私が眠っている間にすっかり変わってしまったようで
幹に空いた穴に飾られた松ぼっくりは遠の昔に消えたみたいでどこか笑えた
苦しいなんて感情はいつの間にか消えていて、地獄のような毎日が少し軽くスキップできる程度まで楽しくなって
そんな世界に変えてくれた。いや、変えてしまった。
長かった髪の毛は男の子のように短くなってて、肉付きの良かった体は皮と骨になるまでガリガリに痩せた
おはようなんて美しい会話はいつぶりだろう
ここはもう私の知ってる世界ではない
全部君が変えちゃった
でも、だから私は生きてるわけなんだ
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