首輪

どうしても時間が取れないリハビリを

療法士さんに相談したら

少し遅くても僕が対応しますって

言ってくれたのでその病院にお世話になってる

その日は翔太は仕事で

1人でタクシーで来てたんだけど

療法士さんの様子がちょっとおかしい

恋人とかいるんですか？

キレイな足ですね

なんか様子がおかしくて

なんとなく警戒する

電気をあてて次はマッサージの工程なのだが

急に顔を近づけてきた

なっやめろ　いや　翔太

1人で来た日になんで

怖い　イヤだ　翔太翔太

ガラッ!と扉があく

ずいぶん　不用心だな鍵もそのままとか？

え？　翔太　　と　　めめ

仕事一緒だったから真っ直ぐきた

舘さん　大丈夫　なんともない？

翔太とめめの狼のような目つきに

療法士も逃げ出した

ごめんな涼太　仕事終わらなくて

舘さんごめんね　怖かったよね

翔太の運転で帰宅する

シャワーあびてきていい？

落ち着くまで一緒にいるから心配すんな

ありがと

浴室でシャワーを浴びていて痛めた足をかばって

滑ってしまう

ガラガラガラ

！！

涼太？　涼太！

翔太とめめは浴室に急ぐ

ちょっと滑っちゃって

裸の涼太の濡れた髪や身体が

翔太とめめの理性を飛ばした

涼太をお姫様抱っこした翔太は

涼太の寝室に走る

翔太　あの　めめ？

翔太とめめは服を脱ぎ始めた

キレイな身体が露わになる

涼太　好きだよ

舘さん　オレもめっちゃ好き

翔太　怖い　翔太　んっんー

涼太の唇は翔太に奪われる

その下にはめめがいて

涼太の身体を優しく撫でる

ふっふ　しょた

キスの合間

翔太の名前を呼ぶ

舘さん　オレもいるんだからね

涼太を愛してるのは自分だと

めめは涼太を快楽へ導く

あっあ　ダメぇ　いくっいやぁ

涼太　オレたちの手だから

しょた？

舘さん　愛してるから

めめ？

涼太は2人の愛の前にどうしたらいいのか戸惑う翔太もめめも

愛撫の手を止めない

あっあ

可愛い声で鳴くな　涼太

止まらないでしょ　これじゃ　舘さん可愛い

入れていい？

お願いがあるんだ

涼太？

初めては翔太がいい

涼太

めめも受け入れるつもりだけど

涼太は翔太のことが大好きだ

初めては絶対翔太に捧げるとずっと思ってた

入るぞ

うっうん

横からめめは涼太の唇を奪う

あっめめ

舘さん　舌だして？オレも好きなんだ

舘さん愛してる

ひゃああ

翔太とめめが果てた頃には

涼太は気を失ってた

気づいたら

涼太は翔太とめめに挟まれている

んっん

気づいた　涼太

舘さん

しょた　めめ　おれ

ん？

足が治るまででいーから2人に側にいて欲しい

涼太

舘さんケガ治ってもいる　好きだから

涼太の想いは届いてる

翔太は優しく抱き寄せる

離さない

翔太の言葉に眠りにおちた涼太

相変わらず

涼太の周りには

青のバラと黒のバラがけんかしたり仲良くしたりしながら

涼太を守っている