そんな事を考えながら私は学校へ向かう
正直に言って私は人気者だ。
俗に言う陽キャ・1軍の類
「おはよう!!ーちゃん!!」
「おはようございますーさん」
「おは!」
「やっほ」
「おはよ!」
「おはよう!!宿題やった?ーちゃん」
数々の人間から今日も声をかけられる
はっきり言って良い気分になる。
私が学校に来る一番の理由
それは陰キャでノリが悪い久遠
久遠、こいつを揶揄うのが唯一の楽しみだ
私はしょうもない人間の名前を覚えはしない
そんな私が学校で久遠。
久遠だけは覚えてやっている
覚えてあげているだけで感謝するべきだ
今日も私は久遠、こいつを揶揄う
そのために学校に行ってあげてるのだから
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