コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〜悟出てこないので鈴視点で。〜
鈴「っ、う”ぅ”」
“これ”が始まって、どのくらい、経ってるんだろ、
悟莉は4年生
鈴華は晴れて1年生。
龍斗・龍馬・鈴音歌は2歳。
子供たちは成長してる、確実に、
私は私が知らないうちに病気になってた。そんなの知らなかった。無自覚だった。あることをきっかけに自分の病気がもう手遅れだということがわかった。
元々寿命と書いて運命とも読む。なぜなら、突然死、とかではなく、”運命に定められている”んだ。だからこの病気は”運命に定められて”生まれた。発生した。”気づかないうちに”というのは”運命に定められている”から。
知ってた。分かってた。でも
でもまだ、生きたい。
……てか今日任務あるから行かないとじゃん。4、50件くらいあるし、潔高くん困らせないようにしないと、
プルルルル
あ、噂をすれば潔高くんだ。
伊地知『鈴先輩どこにいるんですか?!』
鈴「ごめんッ……ッ、まだ家の前。これから高専行くね。」
伊地知『わかりました。』
トッ
鈴「さて行くか」
この後私があんな目に……会うなんて知らずに……ね?
_____________________
伊地知「ここです。」
鈴「もう入らなくてもわかるよ、やばい空気ただよってんじゃん。」
伊地知「一級呪術師を数十名送りましたが、全員行方不明。安否が分かりません。」
「そこで……という……」
鈴「一級が何十人も殺られてると考えるしかなくなるね……」
「とりあえず行ってくるよ。」
伊地知「……ご武運を、」
「”闇より出て闇より黒く、その穢れをみぞき祓え”」
鈴「行ってきます!」
伊地知「はい……」
「どうかご無事で…。」
鈴「……ッ」
1……2……3……4……5……6……7……8……9……ッ、全部黒服、だ、これは……呪具?だね。あとは……呪力の残穢がある……うん。全員行方不明の呪術師……だね。
特級呪霊「……」
鈴「!『月光』」
トッフッ
特級呪霊「?!消えたっ、?!」
鈴「……」
ズアアアッザシュッ
ザフッ……
鈴「……ッ、来世は人になれますように。」
呪霊「がああああっ!!!!」
タタッ
ズアアアッザシュッ
ザシュッ
ザフザフッ
鈴「っ」
キキッ
鈴「な……んで……ここにいるの?!」
「”澪斗”」(ミオト)
澪斗「何ってひでぇなぁ、”姉貴”」
鈴「真希ちゃんを、真依ちゃんを、罵倒したのは、誰よ。」
澪斗「何言ってんのさ?」
「真希と真依って誰のこと?」
「もしかして、あの、”出来損ないのカス”のこと言ってんの?」
鈴「ピキッ」
澪斗「そう怒んなよ、こいつがどうなっても知らねーよ?」
悟莉「お……かあ……さん。」
ツーー
鈴華「痛いッ!」
澪斗「うるせぇなぁ、ガキ。こんくらいで騒ぐなよ。」
鈴「悟莉と鈴華を離して!!」
「要件は何?何が目的なの?」
澪斗「え?wなにって……」
「お前を殺すこと」
鈴「ッ?!」
「私を殺してなんの得になるのよ」
澪斗「姉貴!お前には!恨みがあんだよ!!」
「ずっと直哉や直人、そのほかの奴らからずっとずっとずっと!!!!暴力!!暴言!!殺せと言わんばかりの罵倒!!」
「俺が……何したってんだよ、巫山戯んな!!姉貴のお前と俺は比べられて!!どれだけ俺が!!苦しかったか!!辛かったか!!」
鈴「ッ」
澪斗「そんな俺が!!逆恨みで罪なすりつけられて!!」
「このザマだ!!なんも思わずお前は、!!!」
「姉貴は……ッ!!!」
鈴「……」
スッ
鈴「ゴメンね、でも私も辛かったんだよ」
「澪斗のこと、守ったあげたかったのに、守ってあげられなかった。ごめんね。澪斗」
澪斗「ウッグスッ」
「んでっ!!一緒に……堕ちてくれなかったんだよ……ッ!!」
鈴「ゴメン、澪斗、」
『ゴメン。』
悟莉「ッハァハァッ」
鈴華「お姉ちゃん怖いッ!」
悟莉「頑張って鈴華のこと、オブって猛ダッシュしてんの私なんだけど?!」