うぇーーーーーーい
(万事屋・朝)
神楽「おはよーアル〜。今日は静かアルね?」
新八「……彩音さんがツッコミしてないからですよ。昨日からずっと静かです。」
銀時「うん。部屋の空気が薄い。俺、そろそろ酸欠で死ぬ。」
(ちゃぶ台の上には「ツッコミ禁止チャレンジ中」と書かれた紙)
彩音「……あのな、昨日“お前ツッコミしか能がねぇな”って銀時が言ったろ。」
銀時「えっ、言ったっけ?(←言った)」
彩音「だから今日から“ツッコミ封印”する。アタシだって静かに生きたい日ぐらいある。」
神楽「無理アル。」
彩音「無理って言うな‼︎……あっ(しまった)」
(全員が一斉にこちらを見る)
新八「早速ツッコんだーーー‼︎」
彩音「今のはリハ!リハだから‼︎」
―――――――――――――
(その後の万事屋)
銀時「なぁ、飯炊けたかー?」
彩音「(ツッコミたい……『自分でやれ』って言いたい……!)」
銀時「俺、今日は働く気ゼロだから。」
彩音「(“いつもだろ”って言いてぇぇぇ‼︎)」
新八「彩音さんの肩、プルプル震えてますけど!」
神楽「禁断症状アル。」
―――――――――――――
(夕方:銀時がわざとやらかし始める)
銀時「ふぅ……仕事終わりのパフェうめぇな〜。」
新八「仕事してないですよね。」
銀時「彩音〜?今のスルーできんのか〜?」
彩音「…………」
(拳を握りしめてプルプル)
神楽「もうツッコミメーター振り切ってるアル。」
銀時「おい、これもう顔に“言いたい”って書いてあるぞ。ツッコミ我慢して爆発すんじゃね?」
(次の瞬間)
彩音「我慢できるかァァァ‼︎‼︎」
(ドゴォ‼︎ ちゃぶ台ごと吹っ飛ぶ)
銀時「ヒィィィィ‼︎」
新八「結局ツッコんだーー‼︎」
彩音「悪いな、静かに生きるのは性に合わねぇんだよ‼︎‼︎」
―――――――――――――
(数分後・廃墟と化した万事屋)
銀時「……結論。彩音からツッコミ取ったら世界が崩壊する。」
神楽「いや、ツッコミしたら物理的に崩壊するアル。」
新八「どっちにしても平和にはならないですね。」
彩音「……ま、いいんじゃね。これがアタシらの日常ってことで。」
銀時「……だな。」
(ふっと笑い合う二人)
ひゅーひゅー
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