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5話で書き忘れてたけど義勇さん誕生日おめでとう🎁🎂
後半にエロあるよ
アホエロです!頭を空っぽにして読むことをおすすめします。内容がとちくっています!どっちもキャラ崩壊気味(口調は崩してません)
これにて実弥の異常性癖編は完結です(
カチャリ。
玄関の鍵が開く音がした。
「ただいまー。悪ィな義勇、思ったより長引い……て……」
俺は無表情で、彼を見上げた。
実弥の視線が、俺の顔と、その手前のテーブルの上に並べられた極彩色のパッケージを行き来する。
実弥の顔が、みるみるうちに青ざめていった。
持っていたコンビニの袋が、ドサリと床に落ちる。
「……お帰り、実弥」
俺は努めて冷静に、普段通りのトーンで言った。
だが、その静けさが逆に怖いのか、実弥は玄関で固まったまま動かない。
「……え、あ、えー……それは、アノー……」
「掃除をしていたら出てきた。湿気で傷むといけないから、風を通していたところだ」
「ご、ご丁寧にどうも……じゃねェよ!!!」
「見ないでくれ!!忘れろ!今すぐ記憶から消せ!!」
「無理だ」
「実弥。俺には説明を受ける権利があると思うんだが」
「ッ〜何の説明だよ!男なら一本や二本そういうのはあるだろォが!!」
「その程度なら俺も言わない。だが、これは何だ?十数本、全てジャンルが統一されている」
「黒髪。切れ長。そして抵抗するシチュエーション。……誰を連想して集めたんだ?」
「ッスー……」
実弥は言葉に詰まったのか無言で俯いた。
図星だ。分かりやすすぎる。
「それに、俺は思い出したんだ。数ヶ月前のあの喧嘩の時のこと」
その言葉が出た瞬間、実弥の肩がビクリと跳ねた。
「あの時、お前は俺を組み敷いた。俺が痛い嫌だと泣いたら、お前はどうした?止めるどころかさらに息を荒くして、俺の服を引き裂いた」
「……ッ、あーあれは……」
「俺は不思議だった。普段優しいお前が、なぜあそこまで理性を失ったのか。恐怖で泣き叫ぶ恋人を見て、なぜ萎えるどころか、あんなにカチカチに勃起していたのか」
実弥はもう、反論する気力も失ったようで、その場にへたり込んだ。
「……あの時の俺は、このビデオの中の女優たちと同じだったわけだな」
「お前は俺に、こういうことをしたいと思っていたんだな?合意の上でのセックスじゃなく俺が嫌がって泣いて、無様に許しを請う姿を妄想して興奮していた。違うか」
「……ちげェ…いや違わねェけど……くそ……」
俺はそんな実弥を冷ややかに見下ろしたまま、さらに追撃の手を緩めなかった。
「つまり、こういうことか」
俺はテーブルの上に並ぶまだ封を切っていない新品のパッケージを手に取り、裏面のあらすじを淡々と読み上げた。
「『普段は気丈で凛とした彼女が雄の暴力的な本能の前に屈し涙ながらに許しを請う……』。…なるほど。お前は俺の普段取り乱さない態度が気に入らないわけだ」
「あああああうるせェェ!!ご丁寧に音読すんじゃねェ!!!」
「…『嫌だ、やめてと懇願す
「あぁぁぁぁッ!!もう許してくれェ!!」
大の男が、しかも強面で知られる不死川実弥が、自分の性癖を恋人に朗読されてのた打ち回っている。滑稽極まりない。
だが、俺はまだ許すつもりはなかった。
俺は実弥の前にしゃがみ込み、彼の耳元で、あえて抑揚のない事務的な声で囁いた。
「それで、お前の妄想の中での俺はどんな風に泣くんだ?『あんなに生意気言ってすみませんでした何でもしますから許してください』とでも言わせて、俺のプライドがズタズタになるのを見て興奮するのか」
「ッ~~~~」
「答えてみろ。俺がお前を絶倫だなんだと罵りながら、それでも身体の反応には逆らえずに犯されるのがお前の理想なんだろう?」
「ッスー……」
「スイマセンデシタ…」
「…………」
「頼むからそのゴミを見るような目で俺を見るな!いや見てくれ!嘘だやっぱ見るな!死ぬ! 俺が死ぬ!!」
混乱の極みに達している。
俺は大きくため息をついた。
あまりにいじめすぎただろうか。だが、数ヶ月前のあの恐怖を思えば、これくらいの精神的ダメージは与えておかないと割に合わない。
怒りはもう、あらかた引いていた。
代わりに湧いてきたのは、呆れと、そしてごく僅かな同情だ。
冷静になって考えてみれば、ここ最近の俺たちはすれ違いが続いていた。
お互い忙しくて、顔を合わせるのは寝る直前か、朝の慌ただしい時間だけ。
まともなスキンシップどころか、キスさえろくにしていなかった気がする。
最後に身体を重ねたのはいつだったか。カレンダーを脳内でめくってみるが、思い出せないほど前だ。一ヶ月……いや、二ヶ月は空いているかもしれない。やはり溜まっていたのか。
実弥は健康な成人男性だ。性欲は人一倍強い方だし、普段から体力を持て余している。
そんな彼が、二ヶ月も禁欲を強いられれば、歪んだ方向にストレスが向かうのも無理はないのかもしれない。
それに、彼はあの未遂以来、俺に触れることをどこか恐れていた節がある。俺を怖がらせまいと、無理やり理性を抑え込んでいたのだろう。
その反動が、この黒髪美人ばかりを集めたAV鑑賞会と、俺への助平な妄想に繋がったというわけか。
(不憫な奴だ)
自分の恋人をオカズにするために、わざわざ似たような女優の出ているビデオを探し回っていた姿を想像すると、涙ぐましい努力にさえ思えてくる。
そこまでして俺に執着しているのだから、愛されていることには違いないのだろう。方向性はとち狂っているが。
「……はぁ」
「顔を上げろ、実弥」
「……ムリデス…イヤダ…」
「いいから上げろ。…掃除の邪魔だ」
「……実弥。お前がそこまで言うなら、付き合ってやらんこともない」
「……あ?」
「だから……その、お前のやりたいことだ。……溜まっていたんだろう?最近、忙しくて構ってやれなかったのは、俺も悪かったと思っている」
「いや、それはお互い様だし……って、は?付き合うって何にだ」
「決まっているだろう」
俺はAVの山を指差して言った。
「これの再現だ」
「はあああああ!?!?」
目を見開き、信じられないものを見るような顔で俺を凝視している。
「お前正気か?!さっき散々罵倒しておいて!?」
「それは事実確認だ。お前がそういう歪んだプレイを望んでいることは理解した。……俺としても、お前がいつまでも欲求不満で隠れてコソコソこんなものを見ているよりは、現実で発散してもらった方がいい」
「いや、でもよ…」
「嫌なのか?」
「嫌なわけねェだろ!!!!」
即答だった。食い気味に叫んだ実弥は、ハッとして口元を押さえたがもう遅い。
まったく、分かりやすい男だ。
「ただし、条件がある」
「俺は素人だ。上手くできるかは保証しない。……それと、本当に嫌な時は止めろ。合言葉を決めておく」
「……マジでやんのかよ」
「やるなら今すぐだ。掃除の続きをしたい」
「お前なァ……」
実弥は呆れたように笑ったが、その瞳の奥には、すでに獲物を狙う雄の光が戻っていた。
彼はゆらりと立ち上がると、俺との距離を一気に詰めた。
先ほどまでの情けない姿はどこへやら、纏う空気がガラリと変わった。
「……後悔すんなよ。お前が言い出したんだからな」
「…ああ」
「……ッ、はな、離せ……!」
「へェ…… いい声出すじゃねェか。もっと嫌がれよ義勇 」
「ふざけるな……やめろ、変態……ッ」
「ハハッ、変態で悪かったな。お前もその変態に掘られるのが好きなんだろ」
実弥の手が、俺のシャツのボタンを引きちぎる勢いで外していった。 ブチブチと音がして胸元が露わになる。
「んぅッ……!♡や、めろ……そこ、は」
「どこだ、ここか?ここが弱いのか?」
「ちが、う……さわるな……ッ!!」
実弥の指が乳首を摘み上げ、コリコリと意地悪く捏ね回す。
演技をするつもりだったが、本物の快楽にはやはり勝てない。
久しぶりの快感で頭がしびれる。
「嫌がってる割にはこんなに立ってんぞ」
「うる、さい……ッ…あ……ぅ!♡♡」
実弥が首筋に顔を埋め、甘噛みした。
鋭い痛みの後に、熱い舌が這う感触に 背筋が震え、俺は思わず身体をよじった。
「いいぜ義勇、その顔だ……いつも涼しい顔してやがるくせに俺の下でだけはそんな雌みてェな顔しやがって……」
彼は俺のズボンのベルトに手をかけ、一気に引き抜く。
「いや……だ、実弥……ほんとうに、やめ……」
俺が首を振って逃げようとすると、実弥は俺の太腿を強引に割り開き、その間に自身の身体をねじ込んだ。
「ひぐッッ!?♡♡」
硬く勃起したモノが下着越しにぐりぐり擦られる。入れられてもないのに快楽を拾ってしまう自分が嫌だ。
「止まるわけねェだろ。……お前が俺を煽ったんだ。責任取れよ」
「んんッ……!むり……こわ、い……ッ」
「……怖がるこたねェよ。たっぷり可愛がってやる」
ちう、と目元にキスを落とされ、俺は観念して目を閉じた。
そこから先は、もう言葉による演技など必要なかった。
俺が漏らす声はすべて、実弥によって引き出された本能の喘ぎに変わった。
実弥の欲望と体力は底知れず、その日は夕方から夜更けまで俺は散々泣かされることになった。
何度もイかされて、意識が飛びそうになり「許してくれ」と懇願したのは、本音だったかもしれない。
ただ、事あるごとに実弥が「愛してる」「好きだ」と耳元で囁き続けていたことだけは、鮮明に覚えている。
翌朝。
俺は全身の倦怠感と腰の重さに呻きながら目を覚ました。
隣では、実弥がまだ眠っている。
その幸せそうな寝顔を見ていると、昨日のめちゃくちゃなプレイも、まあ悪くはなかったと思えてくるから不思議だ。
俺は重い身体を起こし、ベッドサイドに目をやった。
そこには、昨日散らばっていたはずのAVは綺麗さっぱり消えていた。捨てたのだろうか?
そして、俺にしか解読できないであろうぐちゃぐちゃな文字のメモが置いてあった。「モウ見マセン」…
当然だ。映像如きに、負けるつもりはない。
俺は眠る実弥の額に軽くキスを落として、掃除の続きをするために、よろめきながらベッドを降りた。
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