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無駄しかない無駄話に花を咲かせつつ、バスに揺られる。
その他にも4人程の友達と挨拶を交わし、学校に着いた。
この学校は海に近いため、結構寒い。
「っあー、1時間目から体育とかマジでなんなの?」
友達がそんな怒りを込めた声を出す。
「ほんとそれ。なんなの?1500m走るとかいつ使うの?」
それに同調し、自分も同じようなことを言う。
まぁ実際、自分も体育は嫌いだ。
50mは10~11秒。学年ぶっちぎりの最下位だ。母も運動が苦手だから、きっと遺伝なのだろう。
靴箱で革靴から上靴へと靴を変える。
―――教室―――
「おはよー」
「あ、香奈!おはよ!」
と言って、私には眩しい笑みを見せてくる友達。
話していても楽しい、いわゆる「親友」だ。
まぁ、相手がどう思ってるのかは分からないけど。
「昨日おすすめしてくれた本、めっちゃ面白かった!」
「あ、ほんと?絶対好きだと思ったんだよね。
おすすめしてよかった!」
そんな他愛もない会話。
この時が一番楽しい。
【キーンコーンカーンコーン】
朝のベルが鳴る。
もうすぐ、SHRの時間だ。
主)あの、これくらいの長さがいいですか?もし、もうちょっと長くしてほしければ教えてください……お願いします