…
zm「…なんでや」
物心ついた時から俺は
奴隷のように扱われた
親はニート。
だから金もない、貧乏な奴だった。
「お前またそんなボロ服で来たんかよw」
「見ろよこれ!凄いだろ?」
zm「ああ、うん…」
いっつも自慢してくるけど
なんだかんだ話はしてくれた
だから学校生活も嫌いじゃなかった
その時は、家が嫌なだけだった
暴力を振られ、逆らうと追い出されそうになる
他に住む場所もないから、従うしかない
zm「…」
その上、コミュ障だった為、友達と言えるような人
も一人もいなかった
「どしたんいつにもまして元気ないやん」
zm「大丈夫」
「無理すんなよ〜??」
zm「…うん」
自慢したり煽ってきたりするけど
なんだかんだで何故か優しかった
あいつは。
zm「…ねえ?」
「ん?」
zm「なんで俺と仲良くしてくれるん?」
「…ん〜…」
「辛そうにしてたから?」
zm「…ぇ」
「勘違いだったらごめんな?」
「んでも俺、なんかお前が苦しそうにしてるし、傷も毎日増えてるし、なんかあったんかなって」
zm「…」
俺が暴力振られてなかったら
こいつとあってなかったんかな…
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