皆様は「花咲き病」とは知っていますか?
ただ何事もない日常でも、ストレスがいっぱいでも。体の中から花が咲きます。
原作は栄養を吸われ、死亡してしまいます。
この皆の人生(ストーリー)は死亡表現、尊いGL(百合)BL(ボーイズラブ)ペアが含まれております。苦手な方はすぐに本を閉じてくださいね?
・尊いペア
・死亡表現
・体二つ
・ぷよテト2キャラのみ
朝は来ると信じて
夜中に物音がして、目を覚まし隣を見ると、あやが居ない。
「あやー…?」
そう言いながら暗い視界の中で探すと、ドアが空いており少し、夜空の光が出てきている。
「…?」
不思議ながら外にでると、あやが立っていた。
「…お、クルークか。」
僕の方を見て、そう呟いた。
(ここからナレーションです。)
「…悪いかい?」
「いいや。」
クルークはあやの隣に近づき、隣に座った。
「異変だ」
あやがそう、呟いた。
「…は?」
クルークは呆れた表情で下から、あやの顔を見た。
「病気が発症した。」
目をつぶり、言った
「病気…か?外の地球(外の世界)からかい?」
そう問うと、あやは首を振った。
「いや、…分からない。エックスに確認してもらうと、何処から来たのかが分からないらしい。」
「症状はどんなのかい?」
「体に花が咲く。私は”花咲き病”と名ずけた」
ふーん。と、クルークが言うと誰かの声がした。
「おーい!クルーク!あーやー!」
赤ぷよの帽子をかぶったアミティ。
「あぁ、なんだい?アミ…ティ…?」
クルークの目に映ったアミティは頭に小さい花が咲いていた。
クルークが呆然としていると、アミティが口を開いた
「最後の挨拶!お休み!、あや、クルーク!」
「…え?は?」
「じゃあね!」
「え…!待っ…」
そう言い終わる前にアミティはどこかへ行った。
2人が呆然としていると、時空が独りでに開いた。
「やあ。2人とも」
エックスだ。
「エックスか。何かあったのか?」
「うん。現在の死亡者は10人。」
10と聞いてクルークとあやは目を合わせた。
「だ、誰だ?」
「…アミティ、フェーリ、エス、ラフィーナ、カーバンクル、レガムント、ゆうちゃん、レイくん、セリリ、ドラコケンタウロス。」
「そんなにも…?」
「そして、行方不明者がサタン、エコロだ。」
「…」
「あと、君達にもかかるよ。魔物も妖怪も関係なく。」
「…質問いいか?」
「ああ。いいよ」
「症状進行は?」
「病にかかり、10分後に麻痺、耳鳴り。25分後に吐き気、手足の感覚が無くなる。40分後に嘔吐、又は吐血。45分後、過度な幻覚、幻聴。50分後に死亡するよ。」
そう言うと黙っていたクルークが、言った。
「魔物も、妖怪もかい?」
「そうだよ」
そう言うとエックスは時空を閉じた。
「メガネ、本の虫ー」
ふと気づくと、シグが来ていた。
「あ、シグかい?」
「何の用だ?」
あやがシグに言うと
「最後はこの3人でいたいから。」
「そうか。」
(その時テト号では__)
「オー…」
「ピッピ?」
「これで…終わりなんて信じられるか?」
「…ピッピッピ。」
「…そう、だよ…な。」
話していると、ドアが開き、アイが入ってきた。
「君達。お茶を用意したよ。」
「…あぁ、アイ…ありがとな。」
「「アイー!遊ぼー!」」
後ろから双子がアイに飛びついてきた
「…君達2人は症状が早いんだから。寝なよ?」
「つまんないのー」
「いじわるー」
そう、何も無い日常の様にしていると
「やあ、皆。」
「…!エックス!」
「死んだかと思ったよ。」
「「生きてたー!」」
「ピッピッピー!」
「抱きつかないでよ…w重いって。」
(次回に続きます!)
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