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ーー伊集院家本館
『おかえりなさいませ。』
使用人達が一斉に頭を下げる。
その先頭には母親が立っている。
母『おかえりなさい、翠』
翠『ただいま、母さん』
イ『すっご…豪華〜…』
母『食事は済ませたの?』
翠『うん、』
母『そう…でも最近冷えるからスープでも頂いていったらどうかしら?』
翠『…全員分ある?』
母『勿論よ』
翠『みなさん、スープとかよくわかんないのいります?』
『いらねー』
翠『てことで、そう言うのいいから。じゃ、』
母『分かったわ。後で2棟にお菓子持っていくわね。』
翠『うん。あ、親父には言わないでね。』
母『…分かったわ。』
望『仲悪いのか?』
翠『いや…そういうわけじゃないです。』
翠『僕が一方的に嫌ってるだけです。』
鶴『お母さん悲しそうだったぞ』
翠『勝手に悲しんどきゃいいじゃないですか。』
ガチャ🚪
蘭『なっが!』
翠『この廊下をひたすら進めば第2棟です。』