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提督Side
夏の昼下がり、横須賀鎮守府。
蝉の声が耳を刺激し、カンカンと照る太陽の光が全てを溶かしてしまいそうな今日この頃。
私はいつも通り秘書艦である赤城と、日々の執務をこなしていた。
「またこの任務か」
「最近はそればかりですね。」
「まぁいい、第一艦隊の皆は出撃の準備に取り掛からせてくれ。」
「了解致しました。」
くだらない雑談をしながら書類に判子を押し、第一艦隊の艦娘達に出撃の準備を始めさせる。
無論赤城もうちの主力空母の1人なので出撃することになる。
赤城は万年筆を机に置くと椅子から立ち上がり、部屋を出ていこうとする。
「では、提督。私も出撃の準備に……」
「赤城」
「はい?どうかなさいましたか、提督。」
「……無事に、帰ってきてくれ。」
「……急に、どうなさったんですか?いつもはそのようなこと、あまりお仰らないのに。」
「……いや。このような作戦でうちの主力空母がやられてしまってはたまらん。」
「……ふふ、それもそうですね。では、失礼致します。」
そう言って赤城は私に向かって敬礼をし、この部屋から去った。
……今は言えはしなかったが、私は帰ってきた赤城に渡さなければならない物がある。
引き出しの中の指輪入れを見て、私は自分の口角を緩ませないようにするのに必死になっていた。
コメント
5件

うわぁぁぁ…!!!ふたりの関係良い…!尊い…!! 微笑ましい空間だ…

ありがとうございます、ありがとうございます…私は満たされました…

ツンデレか?! ツンデレ提督なのか?!
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