テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
もか🍑@🐣🎀🪽腐女子
5,145
#もか
#東方
あんこ
561
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夜もだいぶ遅くなってきた頃。
リビングの灯りだけが静かについていた。
ソファでは、じゃぱぱとたっつんが、寄り添ったまま話している。
さっきまでの甘い空気が少し落ち着いて、今はなんだか穏やかだった。
じゃぱぱが軽くたっつんの髪を撫でる。
「……眠くなってきた?」
「ちょっと」
「今日はいっぱい照れてたもんね」
「誰のせいや思っとんねん」
でも声は前より柔らかい。
じゃぱぱは小さく笑って、そのままたっつんの肩へ頭を預けた。
「……幸せ」
ぽつり。
たっつんは少しだけ目を丸くする。
「急にどうしたん」
「なんか実感してる」
「何を」
「ちゃんと付き合えてるんだなーって」
どくん。
また真っ直ぐ。
たっつんは視線を逸らしながら、小さく呟いた。
「……今更やろ」
「でも嬉しい」
その声が本当に嬉しそうで。
たっつんはなんだか照れくさくなって、小さくため息をついた。
「お前、ほんま素直やな」
「たっつんの前だけ」
「っ……」
その返しはずるい。
じゃぱぱは少し身体を起こすと、今度はじっとたっつんを見つめた。
「……ねぇ」
「なんや」
「今日、一緒の部屋で寝る?」
時間停止。
たっつんの思考が止まる。
「……は?」
じゃぱぱは少し照れたみたいに笑った。
「だって一緒にいたいし」
「そ、それは……」
言葉に詰まる。
嫌じゃない。
むしろ嬉しい。
でも恥ずかしい。
たっつんが真っ赤になって黙っていると、じゃぱぱが少しだけ不安そうに聞いた。
「……嫌?」
その顔は反則だった。
たっつんは数秒耐えたあと、観念したみたいに顔を覆う。
「……嫌ちゃう」
その瞬間、じゃぱぱの顔がぱっと明るくなる。
「ほんと?」
「そんな嬉しそうな顔すんなや……」
「する」
即答。
じゃぱぱは嬉しそうに笑って、そのままたっつんの手を軽く握った。
「じゃあ今日は離さない」
「お前なぁ……」
呆れたみたいに言いながらも、たっつんは手を振り払わない。
むしろ少しだけ握り返す。
それに気づいたじゃぱぱが、また幸せそうに目を細めた。
「……やっぱ好き」
「今日は何回言うん」
「更新されるたび」
「意味わからん……」
でも笑ってしまう。
そんなたっつんを見ながら、じゃぱぱはそっと肩を引き寄せた。
静かな夜。
二人だけの穏やかな時間が、ゆっくり流れていった。
続く!