🤪さん 誕生日記念 小説 .
兄弟設定
上 🦁🐤🍣🤪🐰💎 下
( 🍣🤪さん 双子 . 小学5年生 )
体調不良表現 有
嫌われ・虐め等 有
※メンバーさんの呼び方とは異なる場合があります。
※似たような小説があっても決してパクリではありません。
地雷さん 🔙
🤪side
🤪『 おはょ…。 』 ガチャッ
眠たい目を擦りながら、部屋を出てリビングへと向かった。
🦁『 …。 』
いつものように、ゆうにぃはまろのことを無視してくる。
🐰『 ぁ、いふにッ!! 』
💎『 ぉはよ…! 』 ニコッ
リビングに居たのは、ゆうにぃとほとけとしょう。
この2人については、あまり話す機会がないが無視はしてこない。
ないにぃとりうにぃはまだ寝てるみたい。
🤪『 …うん、ぉはよ。 』 ニコッ
🦁『 …はぁ…そんなことしとらんで、はよないことりうら起こせや 』 ボソッ
🤪『 へ…ぁ、っ 』
ゆうにぃは、まろのことが嫌いみたい。
まろにだけ聞こえるように、呟いた。
🤪『 す、すみませ…っ、 』
ゆうにぃには、逆らえない。
だって、怖いんだもん。
それに、” おにいちゃんだもん ”
🤪『 ないにぃ…? 』 ガチャッ
🍣『 …んぁ、? 』
🍣『 あれ…ぇ、もぉ…あさ? 』
🤪『 はぃ…そう、です…。 』
ないにぃは優しいからまろにも優しくしてくれる。
ないにぃとは双子でまろのが後に生まれたの。
だから、ないこのがお兄ちゃんで、ないにぃって呼んでるの!
🍣『 ん”ん〜っ… 』
ないにぃは、体を伸ばしていた。
🍣『 まろ、ありがとね。 』 ニコッ
🤪『 …んへっ… 』 ニコッ
ないにぃを見ると笑顔になれる。
だから、頑張れちゃう。
このままりうにぃも起こそう。
🤪『 りうにぃ…、? 』 ガチャッ
🐤『 なに、起きてるんだけど。 』
🐤『 チッ…朝から見たくないから話しかけないで。 』
🤪『 …はぃ。 』
りうにぃは、まろのことが大嫌いみたい。
急いでリビングに向かう。
ゆうにぃにまた怒られちゃう。
階段を降りて、すぐにリビングのドアを開けた。
🤪『 は”ぁ…っ、すみませ”ッ… 』 ガチャッ
🦁『 遅せぇんだよ”ッ!! 』 バシッ
🤪『 …ぇ、…。 』
🍣『 ちょ”っ…アニキッッ!! 』
一瞬の出来事で何が起きたか分からなかった。
数秒掛けてやっと、叩かれたということが分かった。
🦁『 ただでさえ無能なくせに、起こすくらいしっかりやれよ!! 』
🦁『 お前もう、おにいちゃんやろ!? 』
🤪『 ごめ”っ…んな、さッ” 』
その意味はまだ難しくて詳しくは分からなかったけど、まろが悪かったんだ言うのはしっかりと分かった。
🤪『 ゲホゲホッ… 』
あれからリビングを出て、部屋に入った。
さっきからずっと、咳が止まらない。
🤪『 ん”…げほ”っ…! 』
喉が痛い。
体が上手く動いてくれなかった。
ゆうにぃが、叩いた頬も痛い。
🤪『 ん”ッ…ひゅ”ーっ…ゲホゲホッ 』
まろは、生まれつき喘息持ちで少し走ったりしただけでもなってしまうときがある。
🤪『 は”…ひゅ”っ… 』 ポロッ
つらいよ…。
くるしい。
たすけ、て…?
あれ…?
まろ、無能?だから…いらないんじゃないの?
🤪『 ひゅ”ッッ…ごほ”っ… 』
このまま…しんじゃっても、いい…かもね。
くるしいけど…いいもん。
悪い子…だね。
🤪『 …は”…ぅ、 』
そっと、目を閉じた。
?『 …ろっ!! 』
🤪『 …? 』
誰だろう。
誰かの声が聞こえる。
もう、目も見にくくなってきちゃった。
耳も、ずっとキーンってなってて聞こえにくい。
息が出来ない。
だめ…な子だよ。
無理…だ。
🤪『 …!? 』
そう思っていた、ら…口元に器具が付けられて居るのが分かった。
🤪『 …ひゅ”ーっ…ゲホゲホッ…はぁ”…す”ぅ…っ 』
いつも、やってるからやり方はすぐ分かるし、これで息もできる。
目も見えてきた。
耳も聞こえてきた。
🍣『 まろッ”…大丈夫? 』 ポロッ
🤪『 ぁ”…ぇ、? 』
なんでないにぃがいるの?
なんで、泣いてるの?
🤪『 すぅ”…はぁ”っ…ゲホゲホッ… 』
🤪『 もぉ”…きゅ”にゅ、き…へぃき、 』
🍣『 ぁ、ごめん。 』
手慣れた様子で外してくれた。
🤪『 …なんで、来てくれたの? 』
🍣『 え? 』
🍣『 そりゃあ…心配だったから。 』
まろのことが?
🤪『 でもまろ…ゆうにぃに、無能?って! 』 ポロッ
🍣『 それは、ちがう!! 』
🤪『 だって、おにいちゃんだもんッ! 』
🤪『 もう、皆のこと、やらないと!! 』
🤪『 皆のお手伝いしないと、! 』
🤪『 みんなの”っ… 』 ポロッ
だんだんと、涙が出てきて声が出にくい。
🍣『 まろ”っ…、てばッッ!! 』
ないにぃ、怒ってる?
え、ないこ…怒っちゃった?
🤪『 ゃ”っ…ごぇ”ん、なさ”ぁっ!! 』 ポロッ
無能でごめんなさい。
🤪『 たたかなぃでぇ””っ…! 』 ポロッ
おにいちゃんなのに、何も出来なくてごめんなさい。
🤪『 なぃ”こ…ごめ”ん…っ! 』 ポロッ
まろだけ、泣いてごめんなさい。
迷惑…かけて、ごめんなさい。
🍣『 …まろ、? 』 サスサス
🍣『 俺、怒ってないよ? 』 ニコッ
🍣『 まろ、今まで…ごめんね。 』
🤪『 ごめ”っ…ゲホゲホッ 』
また咳が出てきちゃった。
🍣『 まろ、深呼吸できる? 』
🤪『 ん”…ひゅ〜っ…ぅ”、はぁ”っ… 』
🍣『 まろ、上手だねぇ〜。 』
ないにぃに、褒められた…!
🤪『 …ぅ”…えっ” 』
きもちわるい。
喜んでいたのもつかの間、急に吐き気に催された。
🤪『 ん”…っ、 』 ダッ
🍣『 え、まろ? 』
🍣『 どこ行くの…? 』
トイレにしがみつき、思いっきり吐き出した。
🤪『 おぇ”っ…!! 』 ビチャッ
🍣『 ぇ、まろ…大丈夫!? 』 サスサス
🤪『 おぇ”え”え”っ…げぼ”っ…! 』 ビチャッ
🍣『 まろ、ほんとに大丈夫? 』
声だけでも、ないにぃが焦っているのが分かった。
🍣『 ちょ”っ…アニキー!! 』
🤪『 …ん”…ぇ、? 』
ゆうにぃ…、?
🦁『 なんー…、は? 』
また怒られちゃう。
おにいちゃんなのに。
🤪『 ひぐ”っ…ごめ”…げほっ…おぇ”っ 』
ゆうにぃの前で吐いちゃった。
🦁『 …大丈夫か? 』 サスサス
🤪『 ぇ”…おぇ”ぇ”っ!! 』 ビシャッ
え、なんで…?
まろのこと、嫌いじゃないの?
🤪『 ん”ぐ”っ…ぇ”っ… 』
🦁『 もう、全部出してまい? 』 トントンッ
また、叩かないの?
それとも、ないこの前だからなの?
🤪『 げぇ”ぇ”っ!! 』
🍣『 まろ…っ、 』
🤪『 ん”…ふぅ”っ… 』
ようやく、治まってきた。
🤪『 は”ぁ…っ、げほっ…。 』
🦁『 ないこ、俺ちょ…仕事行かなあかんくて。 』
🦁『 まろ、任せられるか? 』
🍣『 …うん、! 』
🦁『 まろ、ごめんな。 』 ナデナデ
🤪『 ん…。 』
優しいゆうにぃは、きっとまろが記憶が無いときにしか見たことがない。
🍣『 まろ、立てる? 』
🤪『 たてる…よ、 』 フラッ
立てない…。
🤪『 ぅ”…。 』
🍣『 大丈夫じゃないじゃん…、! 』
まろのことを、ないにぃが持ってくれた。
🍣『 まろ、軽くない? 』
🍣『 ご飯…あんまり食べてない、よね…。 』
申し訳なさそうに、ないにぃが言った。
🤪『 ぁ…や、ちょっとは食べてる、よ? 』
朝、コンビニで、一口パンを買って学校に行ってる。
🍣『 でも…それでも、少ないよね? 』
🍣『 俺…めちゃくちゃ、食べちゃってるのに。』
🍣『 ぁ、ちょっと今からご飯食べよ!! 』
🤪『 …ぇ、あ…ゃ、 』
ご飯食べたら、また吐いちゃう。
迷惑かけちゃう…。
🤪『 いらなぃ、 』
🍣『 …今は、吐いちゃったからだよね。 』
🤪『 ん…ごめ、 』
🍣『 じゃあ、ベッドで横になろっか。 』
🤪『 はぁ”…うん、 』
しんどいな…。
🐤『 え、ないくん何してんの? 』
ないにぃに、おんぶされてたらりうにぃがないにぃに話しかけていた。
🍣『 …え? 』
驚いた様子でないにぃが振り返る。
🍣『 あ、りうにぃ…、まろ運んでるの。 』
🐤『 えぇ…やんなくていいよ。 』
りうにぃが、嫌そうな顔をして、そう言った。
やっぱり、りうにぃはまろのことが嫌いだ。
🍣『 なんでそんなこと言うの? 』
🍣『 俺が運びたいって言ったの!! 』
でも、ないにぃはそんなことなくてまろのことを庇ってくれるかのように言ってくれた。
🐤『 あぁ…そうなの? 』
🐤『 なら、まぁ…いいんじゃない? 』
こんなりうにぃも、あんまり見たことないな。
🍣『 まろ、優しいのになんでりうにぃあんなこと言っちゃうんだろうね? 』
🤪『 まろが…悪い子だから。 』
🍣『 まろ、いい子だよ。 』
🍣『 今まで、凄い頑張ってきたんだもん。 』
🤪『 そぉ…なの、? 』
🍣『 まろ、学校でもいじめられてたもん。 』
バレてたの?
🍣『 俺、見てただけだった…っ、 』 ポロッ
🍣『 ごめんなさ”ぃ…っ 』 ポロッ
やっぱり、ないにぃは優しいね。
🤪『 ないにぃっ、悪くないよ? 』
🤪『 まろが、無能だから。 』
🤪『 ごめんなさ”ッッ… 』 ポロッ
🍣『 うんん”…おれだし”っ 』 ポロッ
💎『 ないにぃ、? 』 ガチャッ
💎『 おでかけ、しよ?ってりうにぃがぃっ、てる 』
🍣『 …まろは? 』
💎『 わか、なぃ、 』
🤪『 …ぁ、まろいいや。 』
🤪『 お留守番してるね 』 ニコッ
🍣『 …そう? 』
🤪『 うん。 』
まろ、いい子になるもん。
だって、おにいちゃんだもん。
続く…かも(?)
コメント
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🍣君優しい?でも周りが酷すぎて優しく見えてるだけ?分かんない世界最大の謎だ
続き欲しいです!!
ほんとに天羽さんの作品大好きなんで嬉しいです 投稿ありがとうございます^ ^