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『episode1 歪な教室』
【20xx年 週間 フライデー 11月号】
『集団少年少女失踪事件について』
20xx年の夏ごろから12〜20の少年少女が集団で消える事件について
毎年夏と冬に14人ほどの少年少女が消えているのになぜ政府は何も声明を出さないのか
そして消えた少年少女はどこへ行ったのか
私はそれを追いかけている
週間フライデー 11月号 切り抜き
…
…
…
【???】
?「………」
?「…大丈夫?」
?「……ん」
頭が痛い
誰かの声がする…
?「ねぇっ…大丈夫?」
?「…誰?」
?「あっ!生きてる!生きてるよ!」
目を開けると、巨乳のセーラー服女が立っていた
俺はゆっくりと上体を起こす
辺りを見渡すと教室のようで、男女共に14人ほどの人がいた
?「…ここは…」
?「よかった〜…生きてたんだね!」
?「え?あぁ…」
意外と顔が可愛いな
姫「私は姫川レイラ!レイラって呼んで!」
永「…俺は永井柊命。…好きに呼んで」
姫「じゃあ柊命ね!」
いきなり呼び捨てなんて…すごいやつ
永「それで、ここはどこなんだ?」
姫「えっと…よくわかんないんだけど…わかってることだけ教えるね」
姫「まずこの教室からは出れない」
永「は?」
姫「窓とかドア全部開かないし、叩き割れないの」
永「…監禁されてるってことか…」
姫「…多分ね、それとあそこの黒板…」
レイラの指差す方を見ると、黒板に字が書いてあった
『次は都会』
永「…次は…都会?」
姫「なんのことだろうね…?私たちが起きた時にはもうすでに書いてあったんだよね」
?「本当に不思議だよねー」
永「うわっ!びっくりした!」
?「あ、生きてたんだ」
失礼なクソガキだな
伏「俺は伏見安楽、よろしくなー」
永「…よろしく」
伏「ていうか今の状況ってさー、GANTZとダンガンロンパを足して2で割った感じっぽいよね」
姫「何それ」
永「気色悪いガキだな」
伏「ガキって…俺一応高校生一年生だし!」
永「俺の方が年上だな、敬語使えクソガキ」
姫「こらこら喧嘩しないの!」
そんなことを言っていると…
姫「…!何これ…」
永「…!」
俺たちの体がチリのようにほろほろと崩れて行く
伏「…ほら、言ったよね?GANTZとダンガンロンパ足して2で割った感じって」
永「?」
伏「始まるよ」
その言葉を最後に俺たちは消えていった