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br視点
僕、ぶるーく。
よく、ねむたそうな声だねって言われる。
まあ、声だけじゃなく、実際授業中寝ちゃうから、絶賛1番前の真ん中の席ライフ継続中。
「ぶるーくおはよー」
「ん〜、おはよお〜」
「相変わらずねむそうだなw
あ、あと今日教育実習生が来るらしいぜー」
「ほおーー」
少しだけ気になるかも。
ワクワクしながら教育実習生とやらが入ってくるのを待ってみた。
「朝のSTするぞー座れー。」
「あと今日は、教育実習生の子が来るから、連れてくるな!ちょっとだけ静かに待ってろー。」
そんな一言を置いて、先生は出ていった。
静かに待てるわけ、ないのにねえ。
「ねえねえ、教育実習生、どんなだろうね。」
「かっこいいといーなーあ。」
「俺はかわいいが正義だと思う。」
「楽しみ〜!」
「話しやすいといーなあー」
案の定動物園みたいだ。
ガラッ
「準備できたぞー。入ってきてくれ!」
教室の空気がガラリと変わった。
みんながみんなドキドキしてる。
少しだけ、僕もだけど。
「おはようございます。金時といいます。」
第一声。透き通っていた。
仲良くなれたらいいな〜と思って頬杖をついていると、目がバチっとあった。
話しかけてみたくなった。
「よろしくね〜金時先生。」
爽やかな笑顔で、挨拶を返してくれた。
明日も話しかけようと口元が緩んだのは、僕しか知らない。