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月島蛍
翔陽)なぁツーキシーマ! お前ってほんと無表情だよな〜笑笑
なぁなぁもっと笑えよ〜!
最近毎日のようにちび日向から言われるこの言葉。
(僕ってそんな無表情なのか……)
気にしていないわけではなかった。
鏡越しに自分の顔を確認すると確かに無表情だった。
そんな時、ふと〇〇のことを思い浮かべた。
蛍)あいつは毎日好きって伝えてくれてるもんな
今日はこの後〇〇が家に来る。
家デートの約束をしていたのだ。
蛍)す、す、好き、、、ダヨ(ボソッ)
大好き。
鏡を見ながら笑って好きって言う練習をする自分が
とても恥ずかしくなって止めようとしたその時、
〇〇)蛍〜? 何してるの〜? 鏡に向かってぶつぶつと……
蛍まさか! 自分のことが好きなn((((
蛍)違うから!! 何変な勘違いしてんの?
君ってほんと、バカだよね
恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になってしまうのを
止められそうもない。
まさかこのタイミングで〇〇が来てしまうとは
思いもしなかったのだ。
蛍)僕はただ…… 君に好きって伝えたくて……
絞り出したその言葉を聞いた途端
〇〇の顔がりんごのように真っ赤に染まった。
しばらくの沈黙の後、〇〇が切り出した。
〇〇)蛍、大好き
蛍)(あぁ、いつもと変わらないこの笑顔が僕は大好きなんだ)
蛍)僕もだよ
〇〇)えっ…… 蛍、今、笑った……?
蛍)ったく、バカにしないでよね! 笑うくらいできるし……
まだまだ初々しい月島cpでした.
山口忠
忠)(あぁ、まただ また、言えなかった)
遡ること、数日前……
〇〇)ただし〜! 一緒にかーえろっ!
いつも通り、〇〇は俺を誘ってきた。
普段部活で帰りが遅くなる俺をいつも待っていてくれる。
ピンチサーバーの練習ばかりしているため、
俺の練習を見ているのは飽きない?と〇〇に尋ねたところ
〇〇)? 飽きないよ?
真剣なただし、とってもかっこいい!
そんなことをさらっと言ってしまう俺の彼女……
可愛すぎるやろ!!
それに比べて、俺は……
(俺が〇〇のこと、大好きなの伝わってるのかな……)
.
.
.
こんなことを悩んでいるうちに数日が経った。
今日もいつも通り、〇〇が俺を誘ってくる。
そしていつも通りの帰り道。
二人きりだけの空間……
あたりは静まり返り、胸の鼓動が嫌と言うほど聞こえる。
忠)ねぇ
〇〇)ねぇ
同じタイミングで話を切り出してしまったことに
二人で微笑する。
〇〇)今日のただしもかっこよかったよ!
まただ、そんなことをさらっと……
〇〇)ただし? 足を止めてどうしたの?
忠)ねぇ〇〇… 俺、〇〇のこ、とが……s、す、好き…だよ
顔を上げると真っ赤な顔で俺を見つめる〇〇が立っていた。
(なんだ、こんなに可愛いならもっと早く伝えていればよかった)
忠)好き。大好き。
〇〇)わかったから、もうやめて、恥ずかしい……///
忠)嫌だ、やめない笑笑 大好き。
一歩成長した、山口くんでした.