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ーーーーーーーーー目次ーーーーーーーー
第二十二章
第二十三章
第二十四
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第二十四章
紅丸「もぉ、私には寿命がないんですよ」
和仁「え、」
和仁「それって…」
紅丸「…前に私元は人間だと言いましたよね…」
和仁「はい」
紅丸「私は生まれた時は目は見えていました…」
和仁「え!」
紅丸「驚くのは当たり前ですよ」
紅丸「でも、私は周りの者より少し特殊でね…髪は白く目は赤い…他の者にとっては私は、変な子《バケモノ》…村八分にされました…」
紅丸「両親は世間体を気にし私を牢獄《社》に閉じ込めたんですよ」
紅丸「酷い話でしょう」
和仁「…」
紅丸「そんな時…ある女性の方が僕の所に来たんです」
紅丸「(暗い…もう何日たったんですかね…村の子は楽しく遊んでる…)」
社の向こうから足音が聞こえる
紅丸「(誰か来る…)」
???「今日はここに隠れるか…全く…厄病神が来たとかやかましい村人共だな…」
???「ただ人探ししてただけなのによ」
???「薄暗いところだな…もしかして誰かをここに隠すためにやってるとか…(笑)」
???「まぁ、そんなことあるわけないか(笑)」
紅丸「あの…」
???「…ん?」
紅丸「貴方…誰ですか?」
???「…(マジで居たァ…)」
紅丸「あの…」
月「あぁ、すまんすまん…えーと…月と申す」
紅丸「月?」
月「あぁ…お前さんの名は何と言う?」
紅丸「私は紅丸と申します」
月「紅丸か…いい名前だな…」
月「見たところ君まだ児だろ…外で遊んできたらどうだ?」
紅丸「私は…外に出ちゃダメなんです」
月「なんでだ…誰かに言われたのか?」
紅丸「私は…他の児とは違うから…」
月「確かに君他の子とは違うね」
紅丸「…(この人も私のことを…バケモノのというのかな…)」
月「綺麗な色だね」
紅丸「…は…え…」
月「白の髪に赤色の瞳…まるで兎みたいで綺麗じゃないか(笑)」
紅丸「(初めて言われた…この姿《私》を認めてくれるなんて)」
月「外に出れないかぁ…それなら私が遊んでやろう」
紅丸「…!」
月は紅丸と遊び時には柔術、剣道、書物、読みを教えてくれた。特に剣道の腕前はよく褒められていた
楽しい時間はあっとゆうまに過ぎていく、きずけば6年の月日が経った。
ある時事件は起きた
紅丸「月さん!また剣道教えてください」
月「…紅丸…すまん…今日は無理だ」
紅丸「…どうしてですか?」
月「少し着いてきてくれ」
紅丸「?」
月「少しここに隠れておくれ…私がお前さんの名を呼ぶまで…決してここから出てはいけないよ」
紅丸「どうしてですか!」
月「どうしてもだ…いいか約束は守れ」
月は必死に紅丸に言い聞かせ襖を締める
紅丸「(今日の月さん…なんかおかしかったな)」
すると外から悲鳴が聞こえる
紅丸「な…なに!外で何が起きてるの!」
紅丸「(なに…怖い…月さん…)」
すると社が強く開く
紅丸「(誰か来る…)」
???「あれぇ…ここから気配を感じたんだけどなぁ」
紅丸「(…ッ…月さんの声に似てる)」
???「何処にいるのかな…いなさそうだし出るか…」
紅丸「…」
紅丸は安心した瞬間襖が行き良いよく開かれ
???「みぃ〜つけた」
紅丸は外に出される
紅丸「…ッ(盗賊!でも…月さんの声そっくり…)」
紅丸「つ…月…さん」
その人はフードを被っていて顔は見えない
???「そーゆーことか…まぁでも完璧に声似てるしいいか笑」
紅丸「…ッ」
???「いいなぁその目」
紅丸「や…やめ」
紅丸は抵抗するが相手が強すぎて敵わなかった
???「綺麗な目だなぁ…それ貰っていくぜ(笑)」
紅丸の目を取り除かれる
紅丸「がぁあああ…あぁああああ」
???「綺麗な朱だな(笑)」
紅丸「…」
紅丸は気絶する
気がついた時には視界が闇に包まれる
紅丸「何処…暗いよ…」
月「紅丸!」
紅丸「つき…さん?」
月「ごめんなさい…私のせいで…ごめんなさい」
紅丸「月さん?(血の匂い…)」
月「ごめんなさい…ごめんなさい…」
月は泣きならがら謝る
月「目の代わりにはならないけど…お前さんにこの力をさずける」
月は紅丸に慧眼(けいがん)と寿命を与える
紅丸「…ッ」
月「見えるかい…私魂が」
紅丸「朱…」
月「朱は妖だ…」
紅丸「妖…」
月「そうだ…私はこの村から出ていくお前さんとは二度と会わないかもしれない」
紅丸「そんな…私も月さんと一緒にいたいです」
月「…」
紅丸「だから…一緒に」
月「ごめん…」
月は紅丸を気絶させる
紅丸「それっきりその人とは会っていない…」
和仁「…」
紅丸「そこから私は修行しながら旅をしていた…私の剣術をその人に見せたかったが…年を重ねるにつれて刀を上手く扱えなくてね…刀を持つことを諦めたんだ」
紅丸「…面白くもない老いぼれの話を聞いてくれてありがとう…」
和仁「いえ…でも…諦めないでくださいせっかく与えられた命と力を無駄にしてはいけませんよ…」
和仁「その人に見て欲しいんですよね…諦めないで刀を持ち続けてください」
紅丸「…ありがとう和仁…」
紅丸「(こんな子が入ってきてくれて…ありがたいな)」
紅丸「それより休憩は終わったから素振り100回」
和仁「え!」
妖精「厳しいのか…優しいのか…」
コメント
1件
うわあ…紅丸さんの過去、重かったですね…。幼い頃に両親に閉じ込められて、月さんに初めて「綺麗だね」って言われたシーンは本当に救いでした。でもその月さんの声を真似た盗賊に目を奪われる展開、胸が締め付けられました…。慧眼と寿命を授けた月さんの謝罪の言葉も切なかった。 それでも和仁が「諦めないで」って言ったのが沁みましたね。この子、ちゃんと紅丸さんの心の奥を見てるんだなあ。厳しいけど優しい師弟関係、いいです。