テラーノベル
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「…褒めてくれるかな、」
小さく呟きながら義足を引きずりながら歩く。
そこへボロボロの状態のサムライソードが姿を現す。
片腕はなくなっており血まみれの状態で。
岩 「どうしたの、」
サ 「…油断した…」
岩 「ふーん…あ、私デビルハンター殺したの。褒めて? 」
声は甘ったるく、でも少しの心配が混じった声色。
ぴょんぴょんと跳ねながら必死にサムライソードの視線を引き寄せようとする。
サムライソードは眉をひそめる。岩木にイラつきため息を着く。
サ 「…はぁ、はいはいよくやったな。」
岩 「でしょ、もっと褒めろ」
小さくガッツポーズをして、血と汗で汚れた制服を気にせず笑う。
甘ったるい声でせがむ岩木に苛立ちながらも承認したような空気が流れる。
夜の街には2人の影だけが伸びる。
デビルハンターを倒した誇り、サムライソードに褒めら少しだけ心が満たされた気がする。
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