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⚠医療の知識はあまりないです
⚠登場人物 桃、青、紫
今後他の方出てくる可能性あります
⚠基本的に何でも良い人向け
去年よりも、治療がきつい。
紫side__
「手術をしてみましょう。 」
抗がん剤の効果が少しではあるが出てきてて、
これなら手術ができるかもしれない
そう言われた
ただ、これはどうなるかわからないらしい
そもそも頭を開けてみないと、腫瘍を全部取ることが出来るかどうか分からない
どこの神経を傷つけてるのかも正確には、見てみないと…
とのことで、後遺症がどこにでそうかも正確に言えないと。
桃「俺、手術受ける」
桃「可能性はあるんだろ?ならやってみようぜ 」
俺だけが迷ってる。
仮に手術がうまくいったとして、足や手に後遺症が残ったら、、
得意だったスポーツも勉強も、出来なくなるかもしれない
もうこれ以上桃くんを苦しめたくない。
病院のコンビニで飲み物を買って病室に戻る途中、
桃くんが違う病室に入ってく姿が見えた
確か、去年の入院で知り合った子…
(紫ーくんはドアの横にいて声だけ聞いてる感じです)
桃「久しぶり」
青 ニコッ
[久しぶり]スマホの文字
桃side___
桃「元気にしてた?」
青 うんうんッ!
[喉の手術終わって順調だって!]
青[桃くんは?]
桃「俺も手術だって」
「頭、また開けるって」
青[そっか。怖い?]
[桃くんならよゆう…]打ち途中
桃「…こわいッ、、 」
紫side___
桃「2回目なのにッ…」
「まだッ…腫瘍取れるかどうかも」
「決まってないのに…」
桃「…こわいッ、。」
桃くんの顔を見てないのに、
桃くんの頬に涙が伝った瞬間が分かった気がした。
桃「…ッ笑」
「なんてね、」
その後青ちゃんがどんな言葉をかけたのか分からないけど、
青ちゃんの言葉を見て満足そうな桃くんが病室に戻っていった
桃side___
目が覚めると、見覚えのある病室にいた
去年の手術後もこの部屋だった気がする。
ナースステーションから1番近くの、小規模のICUみたいなところ
手術は成功で、脳の腫瘍はほぼ99%取り除けたらしい
ただ、手の震えや足の不自由さが残った
でも、それらはリハビリで治る可能性が高いらしい
久しぶりにみんな明るい顔のまま、説明が終わった
この2日後、
術後初めてゼリーが食べれた
4日後、
震えた手だけど、自分でご飯が食べれた
10日後、
椅子やベッドから車椅子に1人で乗り移れた
15日後、
手すりがあれば立てた
26日後、
歩行器を使って5歩、自分の足で歩けた
1ヶ月と13日後、
手すりがあれば歩けるようになった
体力は落ちたし、足も手も元通りではないけど、
車椅子を使えば病院内自由に動けて、
時間をかければ青の病室くらい、歩いて行ける
奇跡の回復力だって噂されてるらしい
それくらい順調だった
1ヶ月と20日後、
検査で転移が見つかった。
続く»