唯「えっと…久しぶり」
愛璃「失礼ですが…いつ会いましたっけ?」
唯「だよな…分からないよな」
「昔廃ビルであった男の人っていえば、わかる?」
愛璃「あぁ!逃走中してた人ですよね?ロン毛さんと」
安室「赤ぁぁぁぁ井ぃぃ!」
唯「あの時、君のおかげで俺は死ぬことがなかったんだ。ありがとう」
安室「唯、それ以上は…」
唯「愛璃ちゃん、俺が何者か気づいているよね?」
愛璃「…公安ですか?安室さんもですよね?」
安室「!!どうして分かったんだ?」
愛璃「唯さんが公安だと確信していたので、今仲良く話されているのを見て分かりました」
唯「凄いな。君は」
あれは俺が組織のノックバレした日。追ってから逃げようと廃ビルへ向かっていた。その途中、女の子とぶつかってしまった。
唯「ごめん!急いでいて、気づかなかった。大丈夫か?」
愛璃「はい…すみません。」
彼女の手を取って立たせてあげると追って、ライが来た。俺は近くの物陰に隠れた。
ライ「おい、髭の生えた青年を見なかったか?」
ライが言っているのは俺のこと。
愛璃「あぁ、彼なら…向こうに」
彼女が指したのは見当違いの方向。ライは舌打ちをして走っていった。
唯「君…何で? 」
愛璃「追われていたんでしょう?だから、人の少ないここへ向かっていた。焦りは禁物ですよ。お兄さん。」
そう言って彼女は帰ってしまった。その後ゼロに連絡を取り、公安に回収してもらって俺は死んだと偽装工作した。今は裏で公安を支えている。
現在
安室「僕…俺の本名は降谷零。公安だ。君には同期たちを助けてもらった。礼がいいたい。ありがとう」
唯「俺の本名は諸伏景光。あの時、君にも被害がかかってしまう可能性があった。危険に巻き込んでしまってすまなかった。そして、助けてくれてありがとう。」
愛璃「私は大したことはしてません。でも、唯さんもお二人の同期の皆さんも無事でよかったです。」
唯「俺はポアロのバイトに最近なったんだ。何か困ったことがあれば相談してくれ。今の名前は緑川唯。」
こうして緑川さんとも出会い、連絡先を交換した。
彼女のセコムは増えていく…
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