何度、お前のことを諦めようとしたか
何度、代わりになりそうな子と付き合ったか
お前が彼氏の話をする度に
それをかき消すように俺は誰かを抱いてきた
抱いた人数なんて今更覚えてないが
それだけ汚れている俺が出来上がったことだけが事実だ
やっと手に入れた、のに
お前を抱くたび俺なんかが触れていいのかと思う
でも、また誰かのものになるなんて耐えられなくて
手放せないままだ
今も隣で眠っている彼女を抱く腕に力が入る
「なに…?どうしたの?」
「なんでもねぇよ」
そういい彼女の胸に顔をうずめる
「?そっか」
そういいながら彼女は俺の頭を撫でてくれる
今は俺が彼女の彼氏だ
大切にする
絶対に悲しませない
だから、
許してくれますか
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