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ESTPside
正直怖かった。ENTP達は何も探らないって俺が辛い時も頼りになるって知ってるのに。怖かった。言えなかった。でも今こいつを助けれるのは俺だけだからやらなきゃ
「ENTP……?大丈夫か?」
ENTP「グスッ……え?ES…TPッ?なんで?ここに?……」
「泣いてたから心配で……ごめん人に深く干渉するなとか言っときながら俺はズカズカ入り込んだ」
普段のこいつとは見違えるほどだった。今にでも折れそうで居なくなりそうで、消えそうで、
ENTP「ほんとにッ、俺ッESTPが……苦しそうでッグスッ助けてあげた゛かっただけなの゛ズビッごめんッ……ごめんなさい……ッ」
あぁ、こいつも俺と同じなんだ。俺と同じところまで堕ちてたんだ。なんだ、怖いことなんてなんも無いじゃん。
「ENTP……大丈夫。ちゃんと伝わってるから……嫌わないよ。俺ENTPと友達で良かったと思ってるもん。こっちこそごめんな」
そう言って慰めると身体を預けてきた。
「俺ね高校に入るまでずっとISTPに助けられっぱなしでさ…でもENTPは自分で色々できるからすごいじゃんか」
ENTP「そんなことないッ……俺もINTPがいなかったら何も出来てないズビッ……嫌われるのが怖くてなんにも言えなくてッグスッずっと言いなりになったままだったッ」
似たもの同士って言ったら失礼か。でもやっぱり似てる。育った環境も、心の支えになってるアイツらの存在も……
「……これからは俺も頼るから、気持ちの整理がついたら色々話すから…ENTPも頼れよ?INTPに言えないこと何個かあるだろ?俺も同じだからわかるんだ笑」
ENTP「……うんッ。言う、だから嫌いにならないで、友達でいて、お願い……」
「……当たり前。」
ISTPside
一時期はどうなるかと思ってたけどどうにか丸く納まってくれて良かった。INTPに頼ることこれから増えるかな……でも極力俺だけで終わらせたい、迷惑かけたくないしなんて考えてると部屋の中にいるESTPに呼ばれた
ESTP「おーいISTP、INTP、こっちこいよ!」
INTP「ENTP大丈夫?」
ENTP「うん。ありがと、」
「無事に終わったか。よく頑張ったな」
そう言って褒めてやると頬が緩んでた。その顔に安心して疲れがどっときたから隣に座った。
「これからは俺がどうしようもなくなった時は頼る。だからそっちも頼れ。」
INTP「了解。ありがとな、」
ESTP「これから俺ら4人でずっと一緒!……離れたくても離さないから♡」
ENTP「それな!俺ら4人でいれば最強!!……まぁ、手放す気なんてないけどね♡」
ここら辺でこいつらに俺らは違和感を感じた。いつもと違うような、でもまぁいいやこいつらが幸せそうなら。
……俺は正直ESTPのためならなんでもできる。あいつのためなら邪魔者だって消せる。あいつは俺だけを見てればいいから。これからはENTPとINTPも一緒。あーあ。俺らはもう普通のトモダチには戻れない。あの時違和感に疑問を抱いてたらなにか変わってたのか?。
「俺らがいないとあいつらほんとダメだよなINTP?」
INTP「そうだな。俺ら2人が一緒にいてあげないと」
EXTP「捨てたり裏切ったり離れたりしたら許さないから♡」
IXTP「ほんと、俺らがいないとダメなんだから……♡」
なんか終わり方雑くてすみません。
メリーバッドエンド的な感じにしてみました。最後は共依存ですね。EXTPはもう見ればわかるんですけど、IXTPは俺らがいないとダメなんだからって更に強く思うようになってそこから4人の共依存が始まる……みたいな。
長かったですけど「いつも明るいあいつ」は完結です。新しいの順次書いていこうと思いますがそろそろネタ切れそうなんでリクエストくれたら飛んで喜びます。書いて欲しいMBTIとかでもいいのでよろしければ書いて欲しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました
コメント
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最高すぎますまじで にやけて死にそうです