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ラリ「御手洗は確か…ここだ!」
廊下
ラリ「…ふー…さて、そろそろ戻りましょ──」
モブ美「ちょっと」
ラリ「…?…えっと…何方ですか?」
モブ美「…本当に記憶が無いのね笑」
ラリ「…?」
モブ美「私は絶対に認めないわよ!アンタがドラコ様の隣に居るなんて!今ここで、貴方を消しても──」
女の子はナイフを出し、私は反射的に目をつぶった。何も起こらなくて、思わず目を開けると
ラリ「ツ…!?」
ドラ「…僕が言ったこと…忘れたのか」
モブ美「ど、ドラコ様!!わ、私は貴方のために!!その女を追い払おうとしただけですのよ!!その女と居てはドラコ様が穢れてしまいますわ!!一刻も早く離れるべきですの!!…あぁ、そうだぁ…その女がドラコ様に何か魔術をかけたのですね…笑だから一緒に居るのですね、ならば私は貴方の為その女を──」
ドラ「それ以上喋ってみろ。僕はコイツと居たいから、一緒に居るだけだ。…2度はないぞ。消えろ、今すぐに」
モブ美「ひっ…!!」
そして、女の子は去ってゆきました。
ラリ「…あ、あの…」
ドラ「…怪我はないか?」
ラリ「ご、ごめんなさいツ…」
ドラ「…?何故謝る」
ラリ「私のせいなんでしょう…?私と居たら──」
ドラ「…言っただろ、僕はお前と居たいんだ、だから気にするな笑」((微笑む
彼は微笑んでそう言ってくれた。
また、迷惑を……また?
あの女の子、何処かで見たことが……
何か…何かを…思い出せそうなのにッ……
ドラ「…ラリア?」
ラリ「…ツあ、ご、ごめんなさいツ少し…考え事を…」
ドラ「…ゆっくりで良いからな」
マルフォイさんはそう言って、私の手を握り。
ゆっくりと歩く。
きっと、察してくれたのだろう。
ラリ「…ありがとうございます」
夜
ハー「じゃあ、ラリア、おやすみなさい!」ニコ
ラリ「はい、おやすみなさい」ニコ
夢
ラリ「……ここは…何処?」
『…思い出して。』
ラリ「…ぇ」
『思い出して、主』
ラリ「…あるじ?……ナナ?」
『…主、思い出して』
ラリ「ナナ…なの?…」
『えぇ、そうですよ』
ラリ「どうして、ここに…」
『記憶を取り戻す手伝いを、と思いまして』
ラリ「…!…手伝ってくれるの?」
『勿論です!』
ラリ「…でも、どうやって…」
『あの日、記憶を無くす前を見に行きましょう』
ラリ「み、見に行くって…」
『主の記憶です。』
ラリ「で、でも記憶はツ」
『確かに記憶は無い、ですが。忘れているだけなのです。記憶の更なる奥底にあります。だから、きっと思い出せます。それでは行けましょう』
ラリ「あ、はい!!」
『あの日、貴方は…』
「アンタより私の方が──!!」
『モブ美という方に、呼び出され。ここで口論していました。』
ラリ「…あの人…今日の……ッアグッッ!!痛いッッ頭ッがァ”ッッ……」((座り込む
『ッ……そして、話が終わり、貴方は帰ろうとした時…』
ラリ「グッ…!!ッッ…そうッだ……私ッ…はッッ……」
『…思い出して』
ラリ「ッ……!!…そうだ……私ッ階段から落とされて……」
『…思い出しましたか?』
ラリ「…ナナ…私…」
『よかった……思い出してくれて』ニコ
ラリ「もしかして…ナナが」
そして、私は目が覚めた。
気付けば朝になっていた。
ラリ「…思い出した…」
ハー「…ラリア?…どうして泣いて──」
ラリ「ッ…!ハーマイオニーッ」((ぎゅ
ハー「え…?!ら、ラリア?…もしかして記憶が!!」
ラリ「うんッただいま!!(泣」
ハー「ッッ…(泣)もうッ…心配掛けすぎよッ笑(泣」
ラリ「えへへッ笑(泣」
ロン、ハリ「記憶が戻った!?」
ラリ「うん!皆、心配かけてごめんね笑」ニコ
ロン「君は何時もいつも問題起こすよね!」
ハリ「僕達が言うのもなんだけど…ロン、僕達も結構問題起こしてるよ…」
ロン「…あ」
ハー「ラリア、もう1人にも伝えに行きなさい」
ラリ「……ッ!うん!会いに行ってくる!!」
ハリ「ラリアって、マルフォイの事になると目をキラキラさせるよね」
ハー「好きだからこそよ」ニコ
廊下
ラリ「ッ…マルフォイ…ッどこ……ハァハァ」
ドラ「…ラリア?どうしてここに…」
ラリ「…!!えっと……/////」
どうしよう、いざ目の前にいると…胸がドキドキしてッ
ドラ「……驚かせたか、すまない。」
ラリ「…い、いや。そんな事は──」
ドラ「ラリア、何か用があったのか?」
ラリ「ッ…!!うん、用はあるよ。」
ドラ「…?」
ラリ「…マルフォイ」((微笑む
ドラ「……!!ッラリア…お前ッ…記憶が…!!」
ラリ「戻ったよ!…ただいま──」
ドラ「ッッ…!!」((ぎゅ
記憶が戻ったと伝えたら、彼は、マルフォイは私を抱きしめてくれた。
ラリ「…??!ま、マルフォイ?!/////」
ドラ「このッ…ばかッ……ッ…おかえり笑」
ラリ「ッ!!…ふふ笑ただいま笑」
マルフォイは泣きそうな声で、言ってくれた。
早く…貴方にこの気持ちを伝えたい。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝