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最高すぎます😭😭続き楽しみです💖
「ヒョン、僕はどうしたらいいですか」
そう聞いた時、ヒョンの瞳に光は無かった。
「死んで」
たった一言だけ言ってヒョンは部屋を出ていった。足を包丁で刺されて後を追うことは出来なかった。玄関の扉が開く音がして、外に出ていったことが分かった。
「、、、こんなはずじゃなかった」
最初から、こんな付き合い方をしたかったんじゃない。普通に愛し合って、普通に生活したかった。でも、、普通ってなに、?
ピンポーン
インターホンが鳴った。
「ジョングギ!」
ジミニヒョンだった。足が動かなくて立つことさえ出来ない。
「鍵空いてるじゃん」
ジミニヒョンは部屋に入ってきた途端、悲鳴をあげた。
「どうしたのッその傷、刺されたの?誰に?」
「テヒョニヒョン、、です」
「嘘だ、、テヒョナがそんなこと、、」
「本当です」
まぁ、信じてもらえないだろうけど。
「、、、とッとにかく傷の手当てしなきゃ、」
「はい、」
ジミニヒョン、僕のこと好きなんだっけ。どうでもいいけど。
「ジョングギ、テヒョナとなんかあったでしょ」
「ヒョンに関係ないですよね」
「ッ、いつからそんな反抗的になったの、?ちょっと前までいつも通りのジョングギだったのに」
「はぁ、、もういいです。手当てぐらい自分でできます」
ヒョンから包帯を奪い取り、自分の足に巻く。情けない。自分の感情をコントロール出来ない。テヒョニヒョンが近くにいないだけでこんなに情緒不安定になるなんて、。ヒョンに依存していた証拠だ。
「やっぱり、話してよ、心配だから」
「ヒョンが心配してるのは僕ですか?それともテヒョニヒョンですか?」
「どっちもに決まってるじゃん」
「嘘つくな」
あぁ、ダメだ。思ったよりイライラしてる。口調が強くなる。
「嘘なんかついてないよ、」
「僕のこと好きなんですよね?今だって僕のことだけを心配してる、そうですよね?」
「ッ、、、」
図星か。
「付き合ってもいいですよ」
「え、?でもテヒョナが、、」
「ついさっき別れたので」
「え、でも、、」
ヒョンを押し倒す。足の痛みはどうでも良かった。ヒョンにキスをする。
「んッ、ちょっ、ジョングギやめてッ」
「黙って抱かれてろよ」
いつもの何倍も低い声が出て、自分でも驚く。あれ、、?なんで僕こんなことしてるんだろう。でも、もう何も考えたくない。
それから二時間、僕はジミニヒョンを犯し続けた。休憩なんてしなかったから、ヒョンは肩で息をして苦しそうだ。僕も、足を怪我したこともあってさすがに疲れた。だから、後ろに立っていたテヒョニヒョンに気付かなかった。