テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#春馬のなんとかコンテスト
29
#ドズル社イラスト
れれれ
2,302
Nananε
122
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
童話、昔話パロです。
てらー始める前から暇つぶしに書いてたものを引っ張り出してきただけなので駄文ですがどうぞ。
読み返してて自分でもよくわかんないよ…
※dzl社様の名前をお借りしていますが、ご本人様には一切関係ありません。
ヘンゼルとグレーテル
昔々あるところに、dzとbnという二人の兄弟がおりました。
二人のお母さんは二人が小さい時に亡くなり、お父さんの再婚相手といっしょに四人で暮らしておりました。
さて、ある年のこと、家族の暮らす地方は飢饉に見舞われました。
当然、この家のご飯もかなりきりつめなくてはならなくなり、再婚相手(以下、継母。bnとdzはおばさんと呼んでいましたが)はdzとbnの分の食いぶちを減らせばいいのだと思い立ちました。
継母は二人を森の中に捨ててしまう計画を立てました。
お父さんは反対しましたが、何せ気が弱く、尻に敷かれていたので結局は折れ(「二人を捨てる…!?さすがにそれは人の道に反s」「うるさい!それじゃあんた、このまま飢え死にしてもいいってのかい⁉いいってならまずあんたが森へでも行ってクマに食われちまえばいいのさ」)、dzとbnは捨てられることになってしまったのでした。
ところが、dzは二人の話をこっそり聞いていたのです。
「たいへんだ、bnさん!」
「なに、どうしたのdzさん?」
「あのおばさんが、ぼくたちをおいだそうとしてる!」
「ええええ!?そんなぁ!父さんは反対してくれないの?」
「いや、父さん尻に敷かれてるから。」
「あ、そっか。」
「とにかく、ぼくらは明日森に捨てられるっぽい。どうにかして計画を阻止しなくっちゃ!」
「ふっふっふ、dzさん、それなら俺にいい考えがぁある(ドヤァ」
次の日。一家はピクニックということで森へ出かけました。
bnが寝坊したので、継母は(ふん、これが最後の朝なんだから、パンくらいやってもいいわと思ったのか、)「ほら、早く行くわよ」と言って兄弟の口にパンを詰め込みました。
dzとbnは何も知らない純真無垢な子どもの目をしてついていきました。
パンは依然咥えています。
dz(キラキラ)
bn(キラキラ)
dz(bnさんほんとにこれでいいのっ⁉︎)
bn(おれを信じて、dzさん!この可愛さなら、捨てようなんて気、さっぱりなくなるぜ!)
継母(ええ…なんかキラキラしてる…不気味だわ、さっさと始末しましょ…)
全然だめです。
結局、二人は森の中に置き去りにされてしまいました。
そのうえ、帰り道のことを全く考えていなかったので、迷子になってしまったのでした。辺りはもうすっかり暗くなっています。
「bnさん!!?」
「てへぺろっ☆」
「…(^^)」
「スミマセンデシタ。」
「…とにかく、かくまってくれる家をさがさなくちゃ。いきますよ!」
「もうちょっと目を大きく開けたほうがよかったか…(ぶつぶつ」
「…………(^^)」
そんなこんな。
二人はとにかく歩き続けました。
「つかれたー、もーあるけないー、dzさんおぶって〜」
「あ!bnさん!あそこに光が!」(無視)
「(くんくん)甘い匂いがする!」
そのにおいをたどってしばらく歩いた二人の目の前に現れたのは、なんと、お菓子でできた家でした。
「なにこれ!本物のお菓子なの⁉」
「(ペロ)壁が甘いよdzさーん!」
「ほんとっ⁉(もぐもぐ)ここのレンガはチ〇ルチョコだ!」
「こっちの物干しざおはプ〇ッツ!」
ふたりは全部の場所を少しずつかじったりなめたりして食べてみました。
人の家を勝手に食べるのは器物損壊です。いい子はマネしないでね。
「やあ、ほんとにお菓子でできた家なんだ!」
「待って、これ雨降った時どうしてるんだ…?」
「あと、夏なんかは暑くて溶けたり傷んだりするんじゃ…?」
「それに動物とか虫に食べられちゃったり…?」
「「むむむ……。」」
二人がもんもんとしていると、
突然肩をぽんぽんと叩かれました。
「「ひええっ⁉」」
びっくりして振り返ると、そこにいたのはなんとムキムキのお兄さんでした。快活な笑みを浮かべ、健康的に日焼けしていて、白いタンクトップに派手な柄の短パンといういでたちです。
「君たち、どうしたの?もしかして、道に迷ってしまったのかい?」
dz(え、筋肉すっご!憧れる!)
bn(え、森の中でこんな格好で、虫に刺されないのかな⁉︎)
ツッコミ役急募。
「ハッ!)あ、は、はい!そうなんです、道に迷ってしまって…」
「やっぱりそうなのかい!もう今日は夜遅いから、泊まっていくといいよ!」
「あ、ありがとうございますっ!」
こうして、親切なムキムキさん(dzとbnは心の中でそう呼ぶことにしました)のお菓子の家に一晩泊めてもらえることになったのでした。
その日の夜、
dzとbnがぐっすりと寝静まったころ。お菓子の家のリビングにはムキムキさん(仮)の姿がありました。何かを床に書いているようです。
「ふぅーーっ、疲れた。」
ムキムキさんはやっと終わった、というように伸びをしました。
すると、突然ムキムキさんの足元の床が輝き始めました。光はムキムキさんを包み込むようにぐんぐん輝きを増していきます。
―――――光が収まると、そこにいたのはしわくちゃのおばあさんでした。
「ああ、慣れないことをするんじゃないなぁ。お菓子になった家を食べられないようにこの森からは動物を全部手作業で追い払わなきゃならなかったし、呪文も長いし、服は露出が多いし、蚊には刺されるし…。ああ痒い!…でも、おかげで2人の元気な子供が手に入ったぞ。しめしめ。」
なんと、ムキムキさんの正体は人喰いの魔女だったのです。兄弟を人柄の良さような姿で安心させ、捕まえようという魂胆だったのです。
「さあ、あいつらが寝ているうちに、捕まえてしまおう。太らせて食おうなんて、そんな非効率なことわしはせんぞ。人の家を勝手に食べちまうような子供なら、栄養はあるにきまってるわい。」
なかなか賢いようです。
そんな怖〜い魔女と一つ屋根の下にいるとは知らず、兄弟は眠りこけています。
いよいよ魔女はふたりを捕まえようと縄を取り出そうとしました。
ところが!魔女は家全体に魔法をかけてお菓子にしていたので、戸棚に入れているたロープまで固ーいプレッツェルになってしまっていたのです。
「まずい、すぐに魔法を解かなければ!」
しかし、家の姿と素材を丸々入れ替えてしまうほどの呪文は強く、そう簡単には開呪できません。
「ううううむ、このままではかなりの時間がかかってしまう!それではあの兄弟が起きてしまうかもしれん。代わりのものを探そう」
そう呟いた時、リビングの扉が開く音がしました。
「すみません、トイレの場所がわからなくて…ムキム…じゃなかった、お兄さんいますかー?」
なんと、bnがトイレに起きてきたのです。
目の前には、数時間前までいなかった、引き出しを漁る怪しげなお婆さん。
(まっ、まさか泥棒⁉︎)
「えいっっっっ!」
「がはっっっっ」
bnはキックして魔女を気絶させてしまいました。
同時に、お菓子の家にかかっていた魔法が解け、普通の家になりました。
「うわ、どうしよ、反射的にやっちゃった…」
とりあえず、ムキムキさんを探すことにしましたが、家のどこにも見当たりません。
「どうしたんですか、bnさん…えっ、この人は⁉︎あと、ここお菓子じゃない!」
dzも起きてきたので、bnは起こったことをありのまま話しました。
「それで、ムキムキさんもどこにもいないんだ!」
「うーんなるほど、ってことは、ムキムキさんは幽霊だったの⁉︎」
「俺たちの見たのは、全部幻覚だったってこと!?」
「やばいよbnさん、はやく家に帰ろう!」
「う、うん!」
そうして2人は、なぜか鳥も動物も全くいない森の中をうろうろし、朝に自分の口からこぼれ出したと思われるパンくずの跡をたどって家に帰りました。
継母はたいそう悔しがりましたが、けろりとした顔で帰ってきた子供達を見て怖くなったのか家出し、二度と帰ってきませんでした。
この件関係があるかはわかりませんが、最近、数年前に飢饉のあった地域ある森の中から白骨化した死体が見つかったそうです。
そうして魔女×2から逃れたdzとbnは、お父さんと幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。