事後のイチャイチャタイム。
「くそ〜」
俺はベッドの上に倒れ込みながら悔しそうにうなる。
「しょうがないでしょ。病み上がり?なんだから」
涼ちゃんより先に体力の限界がきて倒れてしまった自分に情けなさを感じる。
「でもさ、最初の頃なんてほとんど元貴は寝落ちしてたじゃない。それに比べたら意識あるだけマシだって」
「それは言わないで!」
それを言われると何も言い返せない。
「こんなんじゃ涼ちゃんを満足させられない。はやく復活しないと!」
「いや、そんな理由で元気になられても…」
とにかく元気になるんだしいいのか?と涼ちゃんの呆れた声が聞こえるが無視をする。
「まぁ、まずはちゃんと食べる事だね。食べれそう?」
ぐう〜っと返事をするより先に身体が反応する。
赤面しながらお腹を押さえる。涼ちゃんに笑われてしまった。でも、目の前に涼ちゃんがいて俺の世話をやいてくれている。その事にとてつもない幸せを感じてしまう自分がいた。
『恋人』ただその言葉だけでこんなに安心感を感じるなんて…。
「どうしたの?」
不思議そうに涼ちゃんが聞いてくる。
「本当に涼ちゃんと恋人同士になれたんだなぁって幸せをかみしめてたとこ」
その言葉を聞いて涼ちゃんはボンっと顔を真っ赤にさせた。
「か〜わいい。こんなだったらもっとはやく好きって言うんだった」
「それはこっちのセリフ。もっと早く言ってよ」
涼ちゃんは顔を赤くしたまま唇をとがらせる。やっぱりかわいい。
「んっ?そう言えば俺、まだ涼ちゃんから『好き』って言われてなくない?」
嫌な事に思いあたる。昨日も色々話して気持ちを確かめあったが、確か涼ちゃんは言葉にして 『好き』とは言ってくれてない。
「そっ、そんな事今さら言わなくてもわかるでしょ!」
「それじゃあ今までの俺と変わらないじゃん」
今度は俺が唇をとがらせる。
「ううっ。好きです!元貴の事が大好きです!」
これでいい?と涼ちゃんは真っ赤な顔でやけになったように言ってくれた。その反応の仕方もかわいい。
「う〜ん。やっぱり言葉にしてもらうって嬉しいものだねぇ」
俺は涼ちゃんの反応を楽しみながら満足げな顔でうんうんとうなずく。
「昨日はあんなかわいかったくせにさ。調子に乗っちゃって…」
ちょっとふてくされたように涼ちゃんがブツブツ言っている。すねてる涼ちゃんもたまらなくかわいかった。
…ダメだ。何を見てもかわいく思えてしまう。
もっくん涼ちゃんにメロメロです。もうイチャつき過ぎ?😅
コメント
8件
イチャつき…最高(*´﹃`*)
イチャつき過ぎくらいが丁度いい(´∀`)会話可愛すぎᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ
いいぞもっとやれ! 最高です︎︎👍イチャイチャかわよすぎです💕