コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
注意
青桃です。
本当にいつも見てくださっている人!
ありがとうございます!!
青side
??「お願い一つ叶えてあげる」
俺はそいつに向かって手を伸ばした。
ガバ
青「なんだ、またこの夢かよ」
また夢だった。
昔から同じ夢をよくみる。
内容は一緒、いつも俺が手を伸ばしたら覚めてしまう
青「お願いか」
そこからはいつもと変わらない日々
学校へ行って、友達と遊んで、家に帰り勉強をする。
なにも変わらないつまらない日々
青「つまらんなぁ」
そんな日々に俺はもう飽きていた。
今日は退屈な毎日を少し変えたいと思い近くの森を探索することにした。
青「何も考えずに来たけど、結構楽しいもんやなぁ〜」
呑気に森の中を歩いた。
??「お願い一つ叶えてあげる」
ビク
突然後ろから声がした。
しかもあの夢の
青「何や、、、??」
振り返っても誰もいない
気のせいか?
急に寒気がしてきた。
何か起きる前に家に帰ろう
歩く速度を上げて家に向かう
・・・数時間後
青「ハァハァ何やこれ!?」
おかしい
家はそんなに遠くないのに
いつまで経っても家に帰れない
流石の俺も息がきれ始め、足取りが重くなっていた。
青「迷ったか?」
いやそんな森の中に入ったわけでもないし、方向音痴なわけでもない。
青「どうなってるん」
??「お願い一つ叶えてあげる」
青「!?」
またこの声がした。
今度は真横から
恐る恐る横を向いてみると、桃色の髪の綺麗な人がいた。
青(誰やこいつ、?俺と同じくらいの歳か?)
桃「俺はないこ、よろしくね。」
青「お、おう」
突然名乗ってきたそいつは何だか人のようで違う雰囲気を纏っていた。
桃「君の名前は、、、?」
青(教えていいんかな、)
こんなところに人が居るのも不思議だし、簡単に名前を教えていいのか、?
悩んでいるとないこ?とか言うやつは喋る。
桃「名前教えるか悩んでるでしょ!」
「別になにもしないから教えても平気だよ〜」
この森の奇妙な雰囲気と違ってないこは底抜けに明るかった。
青(まぁええか)
「俺は青柳いふ、よろしくな。」
桃「いふかぁ〜!じゃあ可愛くしたらまろだね!」
青「まろ?」
名前を教えた後すぐにあだ名をつけたないこ
まろって何処からきたんよ、、、
怪しくはないが、安全とも言い切れないようなやつ
桃「ねぇまろ」
空気が変わった。
青「何や」
桃「お願い一つ叶えてあげる」
青「!」
驚いた。俺のみていた夢と全く同じセリフ
たまたまやろな、
青「俺の願いなんか叶えられるん?」
「ないこに」
桃「バカにすんなよ!俺はちゃんとした神様なんだからな!」
青「ふ〜ん、、、、え?」
え、ちょと待てよ。神様?こいつが????
青「ほんまに神様なん?」
桃「そうだとも!凄いだろ〜!!」
ドヤ顔で俺にそう言うないこは普通の人間にしか見えない
揶揄われるのか?でも何となく本当な気がする。
理由なんてない、そんな気がするだけ
桃「いつもまろの夢の中で言ってたでしょ?」
青(ずっと、ないこが言ってたのか)
なんかスッキリした気持ちになるわ
長年の不思議から解放された俺は
割と本気のお願いをする。
青「じゃあ神様のないこに俺の願い叶えてもらおうかな」
桃「お!なになに〜」
今から起こる事を想像して少し楽しくなる。
青「ないこ、俺の恋人になって」
桃「もちろんいいとも〜って、、、へ?」
そう言った瞬間ないこは困惑した。
なに言ってんの?みたいな顔、めっちゃくちゃ面白いやんこいつ♡
桃「それマジで言ってる?」
青「せやで、俺は本気」
桃「会ってまだ数時間?しか経ってないし、俺神様だよ?」
青「せやけど俺はその数時間でないこに惚れた。」
「やから告白してるし、俺のお願い叶えてくれるんやろ?」
本当に惚れたわけじゃないただ面白そうだっただけ
桃「そ、そうだけど、これでいいの?」
少し顔を染めた神様
退屈な俺の日々に舞い降りた面白そうなやつ
そんなやつを俺が逃すわけない
お願いを叶えてくれるんだろ?だったら俺を楽しませてくれ
そんな思いをバレないようにないこを見つめる。
桃「わ、わかったよ!なりますよ!まろの恋人に//」
青「ありがとう♪俺だけの神様♡」
これからは俺を楽しませてね♡