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※センシティブシーンあり。
Sabrina Carpenter 「A Nonsense Christmas」
冬真っ只中の12月24日。
今日の夜はサンタが子供達にプレゼントを渡しに行く夜。
もう大人になってしまった俺らは貰えないが、お互いにプレゼントする事は出来る。
街中に雪がしんしんと降る中、暖房の効いた暖かな部屋では成人男性二人がせっせとクリスマスツリーを建てていた。
雪とは真反対にクリスマスツリーを飾り付けする手は変に暖かく、緊張の一つすら覚えない。
仁人「…なんでそんな所オーナメント付けんの?普通ここら辺でしょ。」
勇斗「あ、ごめんごめん。」
机の上には仁人と俺で作った晩御飯達。
と、赤ワインのボトルとワイングラス。
結局の所、この食いもん達もこれからする事もベッドに行くまでの時間稼ぎとしか言いようが無い。
明日に予定が詰まるので今日でクリスマスを終わらせようという話なだけだ。
勇斗「うわっ、ちぎれたっ。」
仁人「はぁ?」
「かんぱ〜い。」
チンっとワイングラスを鳴らすと一口、口に入れた。
勇斗「いただきまーす。」
七面鳥にシーザーサラダ、コーンスープと大物はケーキ。
クリスマスって感じのメニューだ。
こんな寒い夜でも晩御飯は暖かい。
でも仁人は後の事を気にするのかあまり食べていないみたいだな。
…激しく突いて吐いちゃう心配も無いのに。
勇斗「あぁ…ちょっと食べ過ぎた。」
仁人「そんな無理するからでしょ。お風呂もう沸いてるから入ろ。」
勇斗「…うん。」
お風呂は何ら変わりなく入った…という事も無く、今日は珍しく仁人が一緒に入ってくれた。
と言ってもただの風呂。
仁人はただ淡々と体を洗っているだけ。
もうちょい色仕掛けってのが出来ないかなぁと思う。
…まあ、俺はその無頓着さの方が唆るけど。
ポチャン、
仁人「…ふっ、あったか。」
勇斗「俺も失礼〜。…ふぅーっ。暖かいねぇ。」
仁人「勇斗、プレゼントはお風呂上がってからあげるね。」
その一言でここからの展開がガラッと変わる。
今年のプレゼントは何なのか。
去年から始まったプレゼント交換。
去年は…
「で、プレゼントは〜?」
『えっとね…これと…あとこれ…と、後は…」
「えっ。」
その時渡されたのは0.01mmのゴムと…もう一つは俺が使わなさそうな玩具。
どちらかと言うと仁人向けだったな。
「なんでこの…俺後ろ使えないし…。」
『…いや、いつでも使う相手は居るでしょ。』
「…あぁ、そっか。」
『もう一つのプレゼントは…えっと…今日の俺?』
…なんて言ってベッド直行だったなぁ。
仁人「…もう上がる。」
勇斗「あ、俺も。」
少し急いでいるのか、いつもより流れが速い。
あとはもう寝る準備をして…ベッドに行くだけ。
歯磨きをした後、やっと仁人からプレゼントを渡された。
俺の胸ぐらをグッと掴み、強引にキスをする。
いつもの仁人からのサインだ。
それだけで今年の続きが始まるのが分かってしまう。
仁人「今年は…ベッドに行ったら分かるよ。」
…我慢できねぇ。
と思って仁人を抱えてベッドに直行した。
移動してる間も唇と舌は繋がっていた。
…カチャ。
寝室に行くとそこには去年と倍のゴムと何らかのベルト達だった。
勇斗「…何これ(笑)」
仁人「…去年の倍したいって事。と、ベルトは…体用かな。」
勇斗「…そっか。」
なんて適当に流し、仁人に近づく。
仁人を軽く押すとわざとらしくベッドに倒れる。
これももう恒例だ。
「早く入れたい」の気持ちが強過ぎて仁人のそこを解すのにも勇斗のテクニックを上手く使うしか脳に無かった。
たまに口にも刺激を与えてあげ、俺の右手は絶え間無く動く。
仁人は服の裾を掴んで我慢している。
仁人「ふっ…あ、んんっ…。」
軋むような声を出しながら中をうねらせる。
流石にこっちもこっちなので仁人の空いている口で舐めてもらう事にした。
勇斗「…舐めて。」
いつもと何も変わらないのに、クリスマスってだけで特別感が出てる。
仁人の口の中の気持ち良さも変わらないのにね。
仁人「…今更だけど、あのゴム半分使い切ったの凄いね。」
勇斗「あぁ…そう?」
事後はクリスマスなんて関係もなく、液体の飛び散ったシーツの上で二人寝た。
仁人「俺の事犯すとか、ブラックサンタじゃん。」
勇斗「お前から誘ってきたんだろ。」
仁人「…だってする事いつも同じじゃん。」
俺らは付き合ってるけどカラダ重視。
それでもう良い。
今回長くなってしまいすみません…。
しかもあまり曲の要素入ってないですよね…。
申し訳ないです…。