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優しさに触れて、

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優しさに触れて、

6 - 第6話 苦しく、優しい声。

♥

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2025年01月02日

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???:安心したんだってね


太宰:君に何がわかるんだい、


???:わかるさ。 だって”僕”は

君が1番嫌いな人だから

太宰:ッ、、、

唐突に理解した、これは過去の自分。何度も人を殺した自分だ。

たしかに、大っ嫌いだ。

太宰(過去):これで誰からも何も言われずに死ねると思ったんでしょ?


太宰:、、、


太宰(過去):当たりだね。


太宰:ツッーー


太宰(過去):でもそんな自分が嫌いなんだ。君は、だって大切な友達に言われたんでしょ?


いい人間になれ。





ガハッ!

目が覚めた、最悪な気分だ。部屋は、まるで海の底のように、冷たく、真っ暗で。しかも血と包帯が散らばっていて。汚く、惨めな自分がひとり。

ふとデジタル時計を見た。

2時17分

実に中途半端な時間だ。

太宰:、、、少し、外に出てみようかな。探偵社のみんなは、いない時間だし。


ガチャッ(扉を開く音)


そうだ、あそこに行こうかな。


あぁ、教えてくれ給え。私はこれからどうすればいいのだ。


織田作、、、



そう、ここには織田作のお墓がある。



太宰:来てしまったよ、織田作。やっぱり君にはいつも、迷惑をかけるね、


織田作:そんなことは無い。


太宰:ねぇ織田作、、、私はこれからどうすればいい?もう、疲れたんだ。


織田作:自分の好きにすればいい。太宰の人生だ。思うようにやれ。


太宰:ありがとう。織田作。今日は少し、ここで休んでから行くよ。


織田作:あぁ。分かった。


太宰:「あぁ、やっぱりここは、落ち着く。ずっとここに居たいなぁ、、、」


太宰:ねぇ織田作、


織田作:なんだ太宰?


太宰:私ね〜今から死ぬとして、一つだけ、たった一つだけ、気がかりなことがあるんだ。


織田作:ほう。


太宰:それはね、、、



いつもうるさくて、ばかで、チビで、でも、、、なんでだか。憎めなくて、優しくてね。そんなやつ。



織田作:ふふっ、そうか。


織田作:太宰はそいつの事が大切なんだな。


太宰:そうかな?ふふっ。じゃあそろそろ行くよ。織田作。


織田作:あぁ、じゃあな。


あーあ。夜なんて明けなければいいのに。

可惜夜。だね、、


一筋、暖かいものが頬を伝う感覚があった。


ズキッ、


太宰:いたっ、、


ひどい頭痛が襲う。めまいと同時に泣き崩れてしまい、ちかくの公園でボーッと川を眺めた。その後、毎度おなじみの入水でもしようかなと、立ち上がったその時。



太宰!!!


五月蝿く、強く、優しく、苦しい声で。私を呼んだ。



あぁ、、、最悪だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

文章書くの下手かも!!(*´˘`*)

はいっ!てことで!

次回も楽しみにしててくださいね(圧)

まったね〜☆

目標⇒♡×50

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コメント

2

ユーザー

過去の太宰さん出てきたの神すぎる!! 自由人さん…文才の塊ですね 中也きてほしいいいいいいい!! 続き楽しみにしてるよ!!

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