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御影家の落ちこぼれ

御影家の落ちこぼれ

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2

第2話

♥

119

2023年01月06日

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宿題ひとつも終わってない☆



ーーーーーーーーーーーーーーーーー

(本編)

え、?

待って?ん?

日本フットボール連合????

えっ??

「ば、ばぁや?」

「こ、これほんとに私宛て??」

「はい、そうでございますよ。

沙羅お嬢様宛としっかり書いてありますから」

「かたわ((んん”玲王宛じゃなくて?」

「はい」

え、なんで?

私サッカーと全然関係ないよ?

でもちゃんと”うち”の名前書いてある…

な、内容は?






『御影沙羅様へ

いきなりお手紙を送ってしまいすみません

御影沙羅様に少し協力して欲しいことがありますので、明日の朝9時に今から指定する場所まで来てください。

○□◇×△-××◇

日本フットボール連合」







、、、えっっっと

明日普通に学校なんすけど???

くっそ最悪

でも行かないと人生的に終わりそう🙄

てかなんでうちなん?

片割れじゃなくてうち???

はぁ、意味わからん


「ばぁや」

「はい」

「明日ここまで連れて行って」

「、、!わかりました」



最悪最悪最悪!!!

持ち物とかなんにも書いてなかったし

とりあえず財布とケータイだけは持っていこ…

てかなんでうちなんだよ!!

おかしいだろ!



、、、あれ?

なんでうちの存在知ってんの?

うち茆原沙羅と茆原由乃って名前でずっとどうしてるけど?

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、泣きたい

もうこれあのクソ髭ジジイ(お父さん)とクソガリババア(お母さん)にめっちゃ言われるやつやん

ワンチャン 殺 される?????

え、嫌なんですけど

人生初めて友達(?)(凪)できたばっかなんですけど

最後に手紙でも書いとこうかな?

いや、そんでくれる人いないからいいや

うん、もう4を覚悟するしかない

















ピピピッピピピッ♪

あ、朝か

、、、準備しなきゃ









「ばぁや行くよ」

「はい、承知致しました」







_車の中_


あーー、アーメン

自分アーメン

死ぬ前に黒毛和牛食ってみたかったなぁ

あれ1回片割れが食ってるの見て美味そうだったからなぁ

あー、クソ

もうすぐでテストあったのにな

めっちゃ頑張ったら片割れこせるかも?

いや、無理か笑

もういっその事どうにでもなれ










「沙羅お嬢様つきました」

「ん、ありがとばぁやニコ」

「沙羅お嬢様」

「どうしたの?」

「自分の才能を開花するのは貴方様自身です、他人の意見に流されずに、、、」

「?どーしたの?」

「いえ、なんでもありません」

「行ってらっしゃいませ」


なんかばぁやって不思議









「、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

全然来ねぇ

あれ、1時間ぐらい経ってますけど?

建物の中に入っとけって連絡来たから入ったんだけど

誰も来ねぇ

いや、ね?

奥から話し声は聞こえるんですよ

かわいい女の子の声が

なんか怒ってるみたいな感じだけど

はぁ、学校普通にあるし帰ろっかな


「やぁやぁ」


えっと…

「誰?」







目の下にはすっごい濃いくま

おカッパ(?)頭のメガネ野郎



「誰?」

「おれは絵心甚八、日本フットボール連合に雇われた人間だ」


何言っちゃってんの?こいつ


「ねぇ、私ここに来た意味ある?」

「なぜそう思う?」

「だって、私全然サッカー知らないし、ただ普通のJKだよ?」

「運動もそこそこだし、、、勉強も全然できない」

「いや、君は少し勘違いしているようだな」

は?何言っちゃってんのこいつ

勘違いなんてしてないんですけど????

その眼鏡割ってやろうか??

「君はまだ本気を出していないだけで

お前にはお前の才能がある、なのに君は周りの目を気にしてその才能、いや、エゴを見つけられていないだけだ」

はぁ?エゴってなんだよ

てか目ギュルギュル(?)してる、怖ッ

「ちょっとえごさん!」

あら、かわいい女の子が出てきた

てゆうか胸で((

「えごさん!この子はただ普通の女子高校生ですよ?!このプロジェクトを完成させることは不可能です!」

「アンリちゃん知っているかい?」

なんか急に語り出したぞ?

「こいつは御影コーポレーションの娘だ」

は????なんで知ってんの?????

やっぱ今日命日??

「まぁ、そんなことどうでもいんだけど」

は?なんかうっざ

そのくま引きちぎってやろうか???

「こいつはまだ生まれ持った才能を開花させていない。親に縛られて生きてきた人間だ」

「それがなんの関係、、、」

「こいつのえごはどこかに閉ざされてるままだ」

「親にいいように利用され、いらなくなったらすぐに捨てられる」

クッソ、ホントの事だけどなんかイラつく

「こいつにはこのブルーロックのシステム、プロジェクト、全てを手に入れれるえごを持っている」

は?何言っちゃってんのこいつ

まずブルーロックってなんだよ

「おい、御影沙羅」

「な、何」

「お前はこのままあの親どもに縛られながら生きるか、このプロジェクトを完成させるか、どっちがいい」

「もちろんそれ以外の意見はいらない」

「私は___」
















私には才能が無い

片割れ、いや、玲王みたいな優れた頭、運動神経もない

でも、あいつらを見返したかった

だから高校受験は玲王と同じ高校に受かるために必死に勉強した

あのクソどもからはどうせ落ちるとか言われてたけど見て見ぬふりだ



高校に受かった、その時は今にも泣き出しそうだった、これであいつらに認めてもらえる






けど違った、玲王は首席で合格

親は玲王に夢中だ

なんで?私は?

私も受かったよ?


「お前はどうせギリギリで受かったんだ」


そう、私はギリギリの点数を取り高校に受かった

でも疑問があった

テストが返されたあと回答を見てみると

私と違う字で回答が書いてあった

は?

犯人は分かりきっていた

あのクソどもだ

私お前らに何かした?

私はただ

認めて欲しいだけなのに












「私は、そのプロジェクトとか変なやつを完成させる」

そしてあのクソどもに認めてもらう

こんな変なプロジェクトで認めてもらえるかわかんないけどね

「決定だ」

ついてこい、と言われうちはくまメガネ野郎についていった















なんだここ、変な形をした建物だな

ここはブルーロックと言う場所みたいだ

多分今いる所はそこの管理室かなんかだろう

「お前に見て欲しいのはこれだ」


ブルーロックマン??

なにそれ

「これは優れた頭を持つGKだ」

「こいつの動きを確認してくれ」

別に不可解な動きはしていない

けど、

「ここ、動きが硬い」

「予算が足りなかったのでここは仕方ないです」

あ、ふーん予算ね

じゃあさ

「ここの動きはちょっとぬるぬるすぎて変になっちゃってるからさここの動きが硬いところにちょっとだけ移動してみて」












1時間後


「す、すごい!」

「限られた予算でこんなに完璧なものができるとわ!」

私もびっくりしている

こんなに確的な指示、プロジェクトを完成させることができるなんて

「、、、やはりな」

「御影沙羅、お前はただ普通の女子高校生ではない」

「もしかすると、御影玲王よりも優れた頭を持っているかもしれないな」


まじか

心が踊るね

あ、ココロオ○ルじゃないよ?

なんか、やり遂げた感すごい

めっちゃ嬉しい


ピロン♪

ん?

[おい、どこにいる]

[朝からお前いないけど、まさか家出か?]




うっわ最悪

まぁ、既読無視でいいや

「御影沙羅」

「来年の夏ぐらいにもう一度ここに来い」

「また手紙を送るからその時は必ず来い」

「はい」










なんだろう家に着いたのはいいけど

目の前に女子の群れが見えるんですけど

「くそぉ、、、入れねぇじゃん」


どっか行って暇つぶししよ






あ、ゲーセンだ

久々にゲームしよ







「あ、」

「え」

「凪くん、、、?」

なんでいるんだよ

しかも制服じゃん

まぁ、学校終わってすぐの時間帯だもんね今

「ねぇ、」

凪くんが何か言いたいようだ

「なんで今日学校いなかったの?」

は?可愛いかよ

ギャップ萌えだな

「あ〜、今日はちょっとした用事があったんだー、、、今それが終わって帰りにゲーセン来てるだけ」

「ふーん、このゲーム一緒にやろ」

あ、はい









何このゲーム、、、

めっちゃ楽しい!!

「沙羅ってゲーム上手いんだね」

「いや、別にそんな上手くな、い、よ?」

あれ?

「沙羅って言った?」

「言ったけどそれがどうしたの、、、?」

「あ、いや、なんでもない」


んん?!?!いきなり呼び捨てですか?こんちくしょう!!!


「じゃ、俺が買ったからアイス奢りね」

は????????

「咀嚼しなくていいやつがいい」

そんなアイスあるか!!


あ、ワンチャンアイスの実??


「やっぱハーゲンダッツがいい〜」


んんん?????


「凪さんそれはちょっと高すぎません?」


早く行こ〜とこの凪くんはそそくさと近くのコンビニへ向かおうとしている

いや私の金な?!










「うま〜」

「そっかぁ…」


まぁ1000円もかかってないから全然大丈夫だけどもね、、、


「、、、食べるのめんどくさくなっちゃった、消化もめんどくさーい」

「、、え?」

消化も、、、???

え、は?

「沙羅あげるー」

いや、くれるのは嬉しいけど、!!!

なんであーん方式なんだよ!!!!!


「?はやくたべなよ、溶けるよ」

「ア、ウン」


御影沙羅は考えることをやめた







ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【あでぃしょなるたいむ!】

・沙羅、凪

「、、、、、、」

(食べるのが遅い!)

(なまけものかなにかかい?君は!!)

「、、、沙羅ってなんか猫みたいだよね」

「え”」

「だってさぁ、猫みたいな目してるし、ちょっとしっかりめな猫みたいな」

「それって褒め言葉、、、?」

「わかんなーい、、」



この男よく分からん






ーーーーーーーーーーーーーーーーー

・御影沙羅

玲王のことは好きだけど嫌い

多分勉強本気出せば100点普通に取れる



・御影玲王

沙羅のことは家族として好きだけど素直になれない

沙羅のテストの回答を書き換えた張本人、何でしたかはよく覚えてないそう



・凪 誠士郎

面倒くさがり

ツンデレじゃない猫もいるんだと最近学んだ

おや、凪くんの様子が…?




次回_あれ、もう2年生になっちゃった

次回もお楽しみに☆






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