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回想終了。
あの後どうにか蓮を撒いて、なるべく会わない様にしてた。なのに待ち伏せしやがった。
ストーカーかよ。
あの時何で好奇心に負けたんだろう。私の馬鹿。
皆様ご覧下さい。
目の前には私の渾身のアッパーを受け、床で悶えている相棒。
いや、こいつは相棒じゃない。セクハラ野郎だ。
「おいセクハラ野郎」
「流石に酷いと思う」
涙目でこちらを見上げてくる。
事実は事実。今の時代頭を撫でるだけでもセクハラだって言うやつ居るんだぞ。
壁ドンは完璧なるセクハラ野郎でしょうがよ。
キスしなかっただけ良いけど。
「言っとくけど、俺まだ諦めてねーから」
顎を抑えながら立ち上がった蓮。
186cmという圧倒的な高身長がムカつく。
重力を歪めない限りそこはどうにも出来ないからとりあえずお腹を蹴っておいた。
今度は立ったまま悶えている蓮。
諦めない宣言か悶えるかどっちかにしろよ。
いやまぁ、蹴った私が悪いんだけど。