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どうも!幽那です
一日にふたつあげていこうと思う!
(日によるけど)
んじゃどーぞ!
雨上がりの横浜。
武装探偵社の事務所では、珍しく静かな朝が流れていた。
「今日から新しい仲間が来るらしいぞ。」
国木田が手帳を閉じながら言う。
「へえ~。どんな人なのかな?」
敦が首をかしげた。
その時、扉がゆっくり開いた。
「し、失礼します……。」
入ってきたのは、白と紫の髪を持つ青年――シグマだった。
彼は緊張した様子で室内を見回す。
「私はシグマです。本日から、お世話になります。」
深々と頭を下げるシグマ。
「おお! 真面目そうな子だね!」
賢治が笑顔で拍手する。
「歓迎する。」
乱歩はお菓子を食べながら軽く手を振った。
しかし太宰だけは、じっとシグマを見ていた。
「どうしたんですか?」
敦が尋ねる。
「いやぁ。彼、今にも逃げ出しそうな顔をしているなと思って。」
「えっ!?」
シグマは慌てた。
「そ、そんなことは……!」
だが図星だった。
これまで安定した居場所を持てなかったシグマにとって、探偵社という環境はまだ信じ切れないものだったのだ。
その日の午後。
依頼が舞い込んだ。
港近くの倉庫で不審な集団が暴れているという。
敦、芥川……ではなく今回は敦、国木田、そしてシグマが向かうことになった。
「初任務ですね。」
敦が言う。
「足を引っ張らないようにします。」
シグマは小さく答えた。
倉庫に着くと、数人の武装した男たちが荷物を奪おうとしていた。
「武装探偵社だ!」
こちらに気づいた男達が叫ぶ。
男たちは一斉に襲いかかってくる。
敦が虎の力で応戦するが、敵の数は多い。
その時だった。
一人の男が背後から国木田を狙う。
「国木田さん!」
シグマは咄嗟に男の腕を掴んだ。
能力が発動する。
相手の情報が流れ込み、同時に相手にもシグマの情報が伝わる。
男は動揺し、その隙に国木田が取り押さえた。
「助かった。」
「い、いえ……。」
やがて騒ぎは収束し、犯人たちは全員確保された。
帰り道。
夕日が海を赤く染めていた。
「今日はよくやったな。」
国木田が言う。
「そうです。すごく助かりました。」
敦も笑う。
シグマは少し驚いた。
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褒められることに慣れていなかったからだ。
「……本当に、役に立てましたか?」
「当たり前だろ。」
国木田は即答した。
探偵社へ戻ると、太宰が待っていた。
「お帰り、シグマ君。」
「ただいま戻りました。」
「どうだった? 武装探偵社は。」
シグマは少し考えた。
そして初めて自然に笑った。
「……悪くないです。」
事務所の皆が笑う。
窓の外では夜の灯りが輝き始めていた。
シグマはふと思う。
――もしかしたら、ここが自分の居場所になるのかもしれない。
その温かな予感を胸に、彼は仲間たちの輪の中へ歩いていった。
終わり
コメント
3件
第1話、お疲れ様でした!武装探偵社にシグマが加わるという、原作ファンとしては胸が熱くなる設定ですね。太宰が「今にも逃げ出しそうな顔」と見抜くシーン、あの観察眼はさすがだなと。初任務で能力を活かして国木田を助ける流れも自然で、シグマの「悪くないです」という最後の笑顔にじんわりきました。彼の居場所探し、これからどうなるのか楽しみです!