コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は11/11なので、ポッキーゲーム書いてみました!
前の話の♡が1400以上行っててびっくりしました!!みなさん指大丈夫ですか?
ありがとうございます(T ^ T)
微エロです(キスだけ)
「鳴海さ〜ん」
ノックもろくにせず入ってきたのは第3部隊の副隊長こと恋人だった。
「おい、出てけ。ここはおカッパと細目は立ち入り禁止なんだよ」
「まぁまぁ、茶番はその辺にして、今日何の日か知ってます?」
「は?何も無いだろ。そもそも何日だ?」
「11/11ですよ。ポッキーの日!」
言われてみれば、ポッキーの箱を持っている保科がちらりとそれを見せてくる。
「それがどうしたんだ?」
正直、ポッキーの日って言われても別に特別何かをするわけでもないだろうと思っている自分がいる。
「え?知らないんですか?」
「ポッキーゲームやる日ですよ」
ポッキーゲーム?なんだそれ。
「ゲーム?なんのゲームだ?」
「え?まさか知らんの?」
いや、知るわけないだろう。ポッキーとゲームを結びつける理由が見当たらない。
「じゃあやりましょ!」
と、あっさり決定されてしまう。ポッキーを手に取った保科が、期待を込めた目でこっちを見ている。…でも、どうするんだ?ポッキーを食べるゲーム?それって一体どういうルールだ。
「あと、途中で止めるは無しですからね?」
「はっ、望むところだ!」
保科が挑戦的に言ってくるが、それどころじゃない。ポッキーを持って、何かを始めようとする雰囲気だけは伝わってくるけど、頭の中は完全に“?”だらけだ。
「せいぜいボクに負けて吠えずらをかくことだな」
そう意地を張ったのがいけなかった
「で?そのゲームは何なんだ?」
「やってみれば分かりますよ」
そう言ってポッキーが差し出される。
「これをお互いくわえて、折らないように食べていくの。先に離した方が負け。」
「え?」
なんだそれ
「もしかして怖気づいとる?」
保科が軽く笑った瞬間、ボクの頬がカッと熱くなる。
「お、怖気づいてないし!! やるし!!」
完全に乗せられていると気づいていても、止まらない。
勢いよくポッキーをくわえる。 心臓が早鐘のように鳴る。 保科が向かい側で同じようにくわえると、距離が一気に近くなった。
「……っ、近っ……!」
目の前にある保科の顔がやけに大きく見える。 緊張と照れで、口にくわえたポッキーが震える。
「顔真っ赤ですよ?」
「なっ……!? ち、ちがう! これは、その……!」
あまりの恥ずかしさに、言葉が出てこない。 焦って一気にポッキーをかじるけど、その分だけ距離も近づく。
「ちょ、ちょっと待て、ちか──」
ポキッ。
音が鳴った瞬間、反射的に顔をそらした。
耳まで真っ赤になって、目も合わせられない。
「ふふ、僕の勝ちや。」
その一言が、カチンときた。
「……もう一回だ!!」
思わず立ち上がって叫ぶと、 保科が少し驚いたあと、にやりと笑った。
「いいけど? じゃあ、負けた方が……キスな。」
「──はっ!?」
一瞬、頭が真っ白になる。 顔から湯気が出そうなくらい熱くなって、 でも引くって選択肢は、もうどこにもなかった。
「……の、望むところだ!」
自分でも声が裏返っているのがわかる。 やつは楽しそうにポッキーを差し出した。
再び始まる勝負。 さっきよりも静かで、緊張感が増している。 ポッキーの先端が短くなるにつれて、 心臓の音がどんどん速くなる。
(勝つ、絶対勝つ……!)
そう思って噛み進めた瞬間、 彼がふっと動きを止めた。
「……なに、どうし──」
言葉の続きを、保科の唇が奪った。
一瞬、時間が止まったようだった。 目を見開いたまま動けない。 唇が触れた場所が、じんわりと熱を帯びていく。
「……僕の、負けでいいや。」
小さく笑いながらそう言う。
息が詰まる。 頬が、心臓が、全部一気に燃えるみたいに熱い。
「ば、ばか……//」
かろうじて言葉を絞り出すと、
あいつは満足そうに肩をすくめる。
「もう一回したい顔しときます?」
「し、しない!!」
即座に否定しながらも、 保科の顔が近づくたび、目をそらせなくなっている自分がいた。
次の瞬間、保科の手がそっと頬に触れた。
指先が優しくなぞるたびにその場所が熱を帯びる
唇が重なった瞬間、
まわりが少し静かになった。
息も、鼓動も、、、
動きが、少し強くなり抱き寄せられる。
「……んっ……」
これダメなやつだ。
最近こういうキスをするだけで勃ってしまうようになった。
絶対バカにされるからあいつには言いたく無いが…
慌てて保科の肩を押す。
少しした後やっと離してくれた。
「も…だめ…//」
こいつやる気満々じゃないか。
手が腰と首筋に回って固定されてるし。
本当にこのままやられそうだ。
「え〜何でです?鳴海さんも良さそうやし」
言いたくない
でも言わないと止まってくれない
「これ以上やると……たっちゃう…から//」
恥ずかしい
「一応職場だし、もっと欲しくなっちゃくから…//」
よし、言ってやったぞ。
これで終わりなはず。
「は?」
「本当にだめだから」
「鳴海さん、自分のエロさの自覚もった方がいいです。今夜は抱き潰すので覚悟しといて下さいね」
「え//?」
今なんて?
「おい、やめろ。ボクは明日仕事があるんだ」
「どうせ何もやってないんですから」
「ボクだって忙しいんだ。大切なゲームのイベントもあるしな」
「それは仕事やないです」
「まぁ、そこらへんは置いといて、
帰り楽しみにしてますね」
「ほな、失礼します」
保科が出て行った後置いてかれたポッキーの箱を見つめる。
これはやっぱり言わない方が良かったのかもしれない、、、
なんかギリギリになってしまいました、、、
帰りの電車でもこそこそ書いてました(笑
♡&💬 m(_ _)m