「付き合ってください」
「っ…お願いします」
こうやってまた、失敗する
全部わかってるのにね
辛くなることぐらい理解出来てるのに
君から離れられない
「ね、デート行こうよ」
「うん、いいよ」
「どんな服がいい?」
「この間買った淡い青の服がいいと思うよ。」
スマホを見ながら言う君。
やっぱり間違ってなかった
だって、淡い青の服なんて持ってない
こうなることを知ってた
でもこの結末を望んだ
「ねぇ?愛してるよ?」
「ふふ、俺も」
「その服、次のデートで着てよ」
「もちろん」
この時からもう気づいてた
いや、初めから。
「あの服ね、今洗濯してるから着れないかな」
「そっか、残念」
「うん、ごめんね」
「いいよ、別に」
カップルらしくない素っ気ない会話
あの人とならもっとカップルらしい会話ができた?
自分じゃだめなのかな?
今更そんなことを考える
頭の中はずっと
わかってた、でもああしていれば、それとも、
なんて、ズラズラと言い訳を並べて
「どうした?」
「ううん、なんでもないよ」
「どこに行きたい?」
「どこでもいいよ、選んで」
「じゃあ、ショッピングでも行こっか」
「準備してくるね、」
「うん」
先程から君はずっとスマホから目を離さない
淡い青の服の持ち主と話しているのだろうか
名前は確か……、いいや、こんな事を思い出したって無駄だ
この関係に終わりを告げたら自分は幸せになれる?
「別れたい」
「ん?」
「別れようよ」
「……」
「気づいてたよ、ずっと」
「所詮僕は_____」
「『浮気相手』だから」
無理矢理で草♡♡(
コメント
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え、なんかストーリーの書き方(?)すごい なんか全部白い(?
所詮僕は_ 浮気相手だからコッ☆
おもしろいさいこう