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第2準備室。
「……ん」
体が熱い。
「っ…あ」
おかしくなりそ、、
「気持ちいんだろ」
「ちが、う、、あっ」
違うと言ったが、上手く喋れなかった。
こんな事が気持ちいはずなんてない。
なのに、何でこんなに熱いんだ。
「もうイくのか?まだ始めたばかりだろ」
そう言った木村は不敵な笑みを浮かべていた。
、、何で、こんな事になったんだ、、
ーー
「先生と少し遊ばないか?」
木村はそう言った。、、怪しい。そうだ、怪しいんだ。授業サボるのを許さない人がこんな事言うはずない。
もしかして、昨日のテスト30点だったから、?
「、、遠慮しときます」
「まあそう言うな、来い」
来いって言ってる、、命令だ、、。
「いや、でも、、」
「ん?」
先生は笑顔で圧をかけてきた。
もし断ったらどうなるのだろうか。
「、、い、行きます」
「そうか。言ったな」
木村は笑みを深めた。
ーー
「せんせっ、、もう、やめ、」
「そんな気持ち良さそうな顔して言われてもな」
「そんな顔、してな、、い、あっ」
先生の長い指が、お腹の奥のをついた。
「気持ち良いって言ったらやめてやる」
「……っ」
「言いたくないのか?ならやめられないな」
グリッ
「…っあ、やめ、でちゃ、」
ドロっ、
そう言った途端、白い液がこぼれた。
「んん…」
肩が震えた。
「さっきも言っただろ?気持ちいって言ったらやめてやるって」
そんな事言いたくないに決まってる、。
言うしかないのか、。
言ったら終わるんだと僕は自分に言い聞かせた。
「き、きもち……」
「聞こえないな」
っ、、わざとだ。先生は笑いながら指をまた押し込んできた。
お腹の奥がきゅっと鳴った。
「…きも、ちい、」
恥ずかしい。熱い。なんだか変だ。
木村は言った通り、指を抜いてくれた。
「っはぁ……」
「今日はこの位にしておくか」
「今日はっ、て…」
「明日も来い」
「……」
明日も来いだって?行く訳な…
「まあ別に来なくてもいいが、」
木村は急に僕を床に押し倒した。
「お、終わりなんじゃ、」
心臓がバグバクと鳴り始める。
「……」
近い。僕は両手で顔を覆った。
「何してるんだ。手、どけろ」
「……やだ」
「何もしない」
じゃあなんなんだこの体制は。
「本当に何もしない」
嘘だ、、。
「早く」
ゾクッ
先生が耳元で囁いた。
顔が熱くなった。
バッ
瞬時に、手を退けられた。
「っ…ぁ」
「顔真っ赤だな。タコかお前は、ってうおっ」
僕は思いっきり足を上に振り上げた。ドスッと鈍い音が部屋に響いた。
木村が退くと同時に僕は部屋の端まで逃げた。
「思い切ったな、、」
僕は木村の声を無視し、パンツとズボンを履き、乱れた服を整えた。
「お前反撃とかするんだな」
「……」
「怒ったのか?悪かった」
「、別に怒ってません」
「ならツンデレか?」
「違う!」
「敬語が無くなったな」
、、さっき京介と話した時ちゃんと嫌いだって言えば良かった。
「そろそろ教室に戻りませんか?」
「戻ってもする事あるのか?」
「ありますよ、たぶん。もしかしたら京介が探してるかもしれないし、」
「確かにな。高崎には俺と居た事は言わない方をがいいぞ」
もう俺って言ってる。
「何故ですか」
ふっと木村は意味ありげに笑った。
「言いたいのなら言っても構わないが」
「というか、先生って警察に捕まらないんですか?」
「ww何だ急に。俺が生徒にちょっと手を出したくらいじゃ捕まりはしないぞ。他の教師だったら終わってたが」
という事は、他の教師はダメだが木村は大丈夫と ?
「何故かと言うと、理事長は俺の叔父だからだ」
「え」
「叔父は俺の父親代わりのような人だからな、頼めば何とかしてくれる」
叔父さん、理事長が可哀想だ、、。
「戻るか」
さっき僕が戻ろうと言っても聞かなかったのに、。
「はい」
「と、その前に」
目があったと思うと、木村が急に僕の頭に触れた。
「?」
「髪ボサボサだぞ」
「あ」
「今直してるから動くな」
自分でできる、と言うと思ったが僕は黙る事にした。
「できたぞ」
そう言って木村は僕の頭を軽く叩き、また笑った。
木村は悪い人なのか良い人なのか分からない。
いや、悪い人だな。
「及川」
木村に呼ばれ、僕は早足で部屋を出た。