「圭子、どうしたの?なに泣いてるの!?」
「うゔっ、麻衣…」
圭子の机には『ヤリマン!』と落書きされていた。
「ちょっと、なによこれ!?」
私がクラスメイトを睨みつけるも、皆んなすぐに目を逸らす。
「こんなことして、なにが面白いのよ!?」
「そうだ、こんなことやめろって!」
正行が堪り兼ねて庇うが、それは逆効果だった。
「父親が怒ったぞ!」
「何回目でデキたんだ?」
「学校で仕込んだのか!?」
などと、クラス中が面白そうにはやしたてる。
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