「 蘆屋圭信です。担当教科は古文。
バレーボールは中学の時に少ししかしてなかったです。 」
げ、古文…国語は好きだけど覚えるのめんどくさいやつだ…
ん…それより、バレーボール、中学で少しってことは指導とかは誰が…
「 それで、皆、気になっとると思うけど
俺にバレーボールの難しい指導はできないです。
なのでそのため必ずコーチ。所謂、監督を連れてきます。
それまでの間は自分たちでやってもらって大丈夫です。 」
そういうと 皆 返事 を したから 俺 も 軽く 言う 。
すると 蘆谷先生 は 自身 が 着けてる 腕時計 を 見る 。
「 もうこんな時間だから早いとこ切り上げて帰って下さい。
あ、最後の人は鍵お願いです。 」
「 はーい 」
そう言って 皆 各自 動き出す 。