こんにちはあるいはこんばんは
あひるです
フォロワー100人突破記念ということで
今回は初めてのノベルに挑戦したいと
思います
ちなみに体調不良です
体調不良者はレインです
看病は初めて登場オーターです
それでは どうぞ!
『、、、、ツゥッ、、』
今日は朝から腹が痛かった
でも、それに気づいた時の俺は大丈夫だと
思った いや、思ってしまったんだ
今となってはその選択を間違えたと
後悔している
なぜなら、、、、
『は、、はぁ….ッフゥ』
その腹痛が悪化してきていたからだ
正直今すぐ休みたい
だが今の俺には休んではいけない理由が
あった
この資料をオーターさんに約束の時間までに届けなくてはならないからだ
規則を重んじるオーターさんのことだ
時間が遅れれば、過度なストレスを与える
ことになるだろう
ただでさえ仕事が大変なのに、変なストレス
を与えてはいけない
だからその後に休もう、と
言いたいところだが、まだ寮長としての仕事
が残っている
『チッ、、』
朝の自分にイラつき、舌打ちを打った後、早足で、オーターの執務室へ向かった
『は、ハァ、、、フゥッ…..つ、いた』
俺はオーターさんの執務室の前でそう呟き
ドアを開けた
〜〜〜オーター視点〜〜〜
ガチャ
『来たか』
『失礼、、、します』
そう言い、部屋に入ってきたレインは
明らかにいつもとは違った
『フゥッ…ハァハァ、』
不自然な呼吸の仕方
体のふらつき
腹を抑えている手
青白い顔
見ただけで体調不良とわかる様子だった
からだ
『オー..ターさん、これ、、頼まれた、、
資料です』
『ありがとうございます』
『では、、これで、、、、』
そう告げ、私に背を向けてフラフラと扉へ向かうレインに一言声を掛けようと思った。
が、他人事に首を突っ込むのはどうかと思い、声を掛けるのはやめた
その5分後、声を掛けとけば良かったと後悔
することが起きた
バタンと廊下から音が鳴り、もしや、と思い
ながら、廊下を見てみると
床に倒れ込んでいるレインを見つけた
急いで駆け寄ると、体を丸め、口を手で強く
抑えていた
『吐きそうですか』
そう聞くと
『コク』
と小さく頷いた
『ここで吐いても大丈夫ですよ』
と、なるべく優しく口調で言い、レインの背中を一定のリズムで摩った
『….ヴッ….おぇっ』
パシャッ
『オエッゴポッウェッオエッ』
『ハー、ハー、ウプッ』
『オエッゴホッウェッフゥッ』
サスサス
これで少しは楽になると良い、そう思いながら、私は背中を摩り続けた
『はー、はー、』
『も、だいじょぶ、です』
そう言い、顔を上げたレインは、スッキリした顔をしていた
とりあえず、吐き気がおさまって良かった
と、安心したのも束の間、レインは腹を抱えて、痛い、痛い、と唸っていた
『おー、たーさん、いたいよぅ』
まるでいつものレインからは想像も出来ない幼稚な言葉が出てきて、とてもびっくりした
私はその驚きを隠しながら、『大丈夫、大丈夫』と言い続けながら、レインのお腹を摩った
『フゥー、フゥー』
『..クッ、..フゥー、フゥー』
腹痛にも波があるようで、落ち着いたと思ったらまた痛み出して、を繰り返してるようだった
そんな姿を見ていると心が痛む
目の前でレインが苦がっているのに、大丈夫と言いながら、腹を摩ってやることしか出来ない自分が悔しい
助けてあげたい
人に対して初めて抱いたこの感情を胸にしまい、いつの間にか不規則な呼吸で寝ていたレインを私はソファに移動させて、レインの2色に分かれた綺麗な髪をとかすように撫で、『早く元気になってください。
私の初恋の人』
そうだれにも聞こえないよう、小さな声で呟き、私は、さっき吐いてしまったものを片付けるためのものを取りに行く為、部屋を後にした
一旦ここで切ります
なんだがオーター視点が多めになってしまいました
次回はレイン視点多めにします
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それでは、ぐっぱい
コメント
7件
格好いい人がこんなになっちゃって。を書くのが本当うまいです 最高か.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ
もう良すぎですよ? 次回楽しみです!
わ あ ー す こ ー