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akside
銀色の髪、紫とピンクのメッシュ……
は、え、?なんでいんの?
<不破ー!この前もだっただろ…>
『ははっ、すいませーん笑、夜更かししてました〜』
夜更かし、うん、昨日の夜あったもんな
彼は慌てた様子で席に向かった、その時俺の前を通った時に目が合った
彼はゆっくりと目を細め、口を動かした
よろしく、と動かしたんだろうな
<じゃ、三枝の席はー…あそこだ、渡会の隣な>
渡会……渡会…………
[はーいせんせー!明那ー!こっちこっち〜!]
声のした方を見ると長身の男子が手を振っていた
紫色の髪にピンクのインナーが入っていて、一目見た時あ、犬だ、って思った
俺は流れのままにそこの席に座った
[明那、よろしくね]
「あ、うん、よろしく…」
なんと言ってもこの俺、中学はほぼ学校に行かず引きこもってたから接し方が分からない訳だ……任務と思えば平気なんだけど…
ホームルームが終わり、休み時間になった
1時間目は……数学か…
そんなことを考えてると机に影ができた
『明那、やんな?よろしくな〜』
…この男…わかってて言ってる…
「えっと、確か不破くんだよね?よ、よろしく〜」
学校では普通に接さないと
[あー!ふわっちずる〜、あ!俺、雲雀!よろしくな!]
「よろしく…」
『ま、同じクラスなんや、仲良くしよな?』
笑ってはいたが、視線が違う、まるで観察するような鋭い視線、笑っているはずなのに、どこか違う
「はは…よろしく」
そういったところで先生が入ってきた
助かった……
放課後…
俺は今日配られた教材を鞄に詰め込んでいた
多いな…
『あーきな』
「うわっ!?」
名前を呼ばれたと思うと後ろに不破湊が立っていた
『にゃは、そんな驚かんでええやん笑』
「…」
別に人はいない、今は学校の関係で話す理由もない
『おー、そんな睨まんでや?驚いたのはこっちのセリフやし……てかなんでこの学校なん?』
「……」
『あー、任務ねぇ……ここ多いもんなぁ、裏社会の人間が……叶さんから頼まれたん?』
「多い……」
こいつは何か知ってる、ここにどんな奴らが集まってるのかも、全部
『んー?』
「何人」
俺のその問いを聞いて彼は目を細めて笑っていた
『何人て……笑、急に声出したと思ったらそれか…』
「質問してる、答えて」
『怖いなぁ……そこまで言わんでええやんか、それに、俺らは敵どうしや、そっちもそう思うように俺も下手な情報をポンポン言うつもりないねん』
「そう、ならいい、用はなくなった」
俺は鞄を抱え、彼に背を向けた
『……今日の夜』
「…」ピタッ
『任務、頑張れよ』
#にじさんじBL
Nazo
337
y u a.
142
ゆう
638
「…………は?」
振り向いた時にはもうそこに人はたってなかった、ただ、風で煽られるカーテンだけ
夜、任務…叶さんには今日詳しく言うって言われたけど……
いやいやいや、何考えてんだ俺…!
あいつの言うことを真に受けるな
俺は自分に言い聞かせるよう首をふり、学校を出た、向かう先は本部
コメント
1件
うわ、第2話、めっちゃ面白かったです…! 不破くんのあの「よろしく」の口の動き、一瞬で空気が変わった感じがしてゾクゾクしました。同じクラスなのに、観察するような視線と笑顔の裏側が気になって仕方ない…。最後の「任務、頑張れよ」も、敵同士なのに何か知ってる感じがして、続きが気になりすぎます! 明那の警戒心と戸惑いがすごく伝わってきて、引き込まれました。